人生の目的
ちょっと和田の好感度上がっちゃうかもしれないような人生の目的について。
2011-08-30 20:29:48
入力時間 / 20:08
スティーブ・ジョブズのLetter from Steve Jobsを読んで人生について考えてみたの。
まずその前に。私の人生という行為へのアプローチはあくまで自己のみ。自己の求めるまま生きるというのが、私にとっての人生という行為の解なんですね。自己中心的ですいません。でも自分が思い描いたとおりに生きるというのは親譲りでして。父からも「やりたいように、生きたいように生きなさい」と太鼓判いただいてますので。ほんと和田の親はいい親やでぇ!
なので、私にとっての人生の目的は「我欲を満たすためのみに生きる」という石原慎太郎に怒られそうなものなんですね。親とか兄弟とかどうでもいい。とにかく自分ありき。そう考えて生きてきました。というか今もそう考えて生きています。
で、Letter from Steve Jobsを読んですこし解けた気がしたんですよ。わかったぞと。人生の本当の目的(あくまで私の)がわかったぞと。こんなこと人に言う事でもないですけど和田憲幸思考の履歴なのであえて書きますね。
生を授かった事への恩に報いるための人生
これに尽きるんじゃないかなと。何を今さらとおっしゃることかもしれませんが、32年間気づかずにいてすいません。この世に生まれて、いま生存していること、生活できていること、それらすべてに対しての感謝とその事への恩返しのために生きているのだと確信に至ったわけです。ちょっと美しくないですか。
もちろんこれは自己満足なのでつまりは自分のためなんですけど。それでも自分の為に自分を追求する行為そのものが少しでも社会や、この私を許容してくれているこの世界に対しての恩返しになるのであれば、それは立派な生きることの目的になり得るんじゃないかなぁと。なんかちょっと宗教っぽくてすいません。
誰かのため、という事ではなく自分が存在するこの世界に対して「恩を返す」という事は、極めて私的で自己欲求を満たすのみの産物だけれども、世界全体がもしそう考えることができたのであれば、きっと世の中もっともっと美しく合理的になれるんじゃねーかなーと半分寝ながら思ったわけです。
スティーブ・ジョブズがこの世界に与えてきた影響はもはや一個人のレベルを遥かに超越している。彼がどう思っているかはわからないが、彼は仏教徒なので報恩の流れでこの世界にあまりに大きな進歩をもたらしてくれたのかもしれない。私財を肥やすとか、利益を伸ばすとか、そういう次元の思考ではないですよ本当に。
まぁいつもの通り自己満足な私ですが、それでもやっぱり少しでもこの世界に恩を返したいなと思う。それは恩を返す事自体が自分自身の達成感になるため、犠牲や献身ではなく、やっぱりつまるところは自分のためなんですけどね。
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