脱原発って言いたいだけじゃん
と最近の某国首相を見ていると感じるのだがどうだろうか。
2011-08-10 01:00:30
入力時間 / 22:28
決して自国の首相とは思いたくない彼ですが、すごいですよね「脱原発」ゴリ押し。韓流よりもこっちによっぽど嫌悪感を受ける私です。つかお台場での韓流抗議デモとかやるくらいなら、菅退陣要求デモをやったほうが有意義だと思ったのは私だけではないだろうたぶん。
私は思うんですよ。仮にも一国の、しかも先進国の首相が軽々に「脱原発」とかなんで言えちゃうんだろうかと。震災でいろいろゴタゴタと問題は起きたけど、原子力発電ってのは日本だけの話ではなく世界にとってこれからも必要とされるエネルギーのひとつであることは子供でも知っているだろう。それらのすべてを否定するかのような発言をなぜこうも軽々に発する事ができるのか私は不思議でたまらない。
ベトナムやトルコへの原発輸出の話もそうだが、日本国内では「脱原発」と言いつつも輸出交渉は継続する方向で話を進めるって道理に適ってないですよね。「原発危ないから日本は原発に依存しない国を目指すぞ!」と言いつつも「でも他国には輸出しちゃう」って性根腐ってるよね。もちろん地震大国日本と他国のロケーションは違うから、一概にそうかというわけじゃないけど、私がトルコやベトナムの国民なら「うそーん!?」て思うだろう。中国が日本に中国高速鉄道を売りつけてくるようなもんだ。怖いよ。
脱原発って言いたいだけやん
浜田雅功が菅直人のそばにいたらおそらくこうツッコムだろう。おそらく菅直人は「脱原発」という大衆にとって耳に心地よいこのフレーズを言いたいだけなのだ。原子力発電に関しては今もなお安全性や核廃棄物を可能な限り出さない新たな技術を求めて日夜研究が進められている最中である。あの悪名高いビル・ゲイツが出資しているテラパワー社と東芝でも進行波炉という新しい形態の原子力発電を研究開発していたりする。このあたりの話は池田信夫さんのブログを見るとわかりやすいです。(ビル・ゲイツ、原発を語る・原子炉のイノベーション)
こういった革新や進化する可能性を考えも追求もせずに「脱原発」と断言する菅直人首相には一体どれだけの権限と先見の明があると言うのだろうか。民主党の主たる政策のすべてが撤回になった今、先見の明に関しては彼や彼の政党に何かを期待できないことはすでに証明されているわけだけれども。
ようはなにが言いたいかと言うと「脱原発」と断じるなと言いたいの。国際社会の中で他国の事も考えず、また自国のことすら考えず、自らのことのみを考えてパフォーマンス的に「脱原発」とか言うなと無職の私は言いたいのだ。おまえに可能性の芽を摘む権利は無いだろう。まぁそんな政党を選んだのは国民なんですけども。
原子力発電に関する問題点は幸か不幸か浮き彫りになったわけだ。あとはそれを解決して前に進めばいいだけじゃないの。ここで「原子力発電は無かったことに」と漫☆画太郎的な展開にする意味が凡人の私には理解できない。今以上の安全性や信頼性を高めていけばいいじゃないの。ここで完全に無かったことにする必要なんて無いじゃないの。
代替エネルギーだ太陽光エネルギーだなんだって言いますけど高いし効率悪いからやって無かったんですよ。変換率もそうだし、故障率もそう。レアメタルへの依存もそうだし。もちろんそれらは日々の研究開発によって少しづつ解決しつつある。しかし事を性急に進めればそれらの金銭的負担はすべて国民に税金というカタチで返ってくる。「国がやる」ということは言い換えれば「国民がやる」という事。後先を考えずに早計に物事を進めればそのツケは国民に税金というイヤ~なカタチで結局は返ってくる。
と、久々に長々となりましたけど、いろんな意味で私はこの「脱原発」というパフォーマンスには嫌気がさしております。
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