和田憲幸のブログ

嘘です。そんな大層な話ではなくてもっと基本的なことが私はわからないのです。

空腹かどうかがわからない

人間はおもしろいもんで、無職も3年やってると自分が今、空腹かどうかがわからなくなるんですよ。「なんか腹減った気がする」みたいな曖昧な感じ。というかご飯をいつ食べたかも憶えていないほど朦朧としてくるんですね。無職って怖い。そのためご飯を食べた1時間後には「あれ？お腹空いてるかな？」とか思っちゃうのです。ヤバいですよね。まる1日何も食べてなくても空腹かどうかわからなかったりもします・・・。

眠たいかどうかがわからない

自分が果たしていま眠たいのかどうかがわからない。気がついたら24時間起きてる。なんて事がよくあります。眠気が無いというか、そういう感覚がどんどん鈍くなってる気がします。起きて30分後にまた寝てるとかあります。2度寝とかじゃないです。眠いとかそういう感覚がなんか変なんです。自分が眠いかどうかわからないんです。

なんのために生きてるのかわからない

おっと中二病がでた。まぁなんのために生きてるのかなんてのは人生の命題のひとつですけどね。いや、冗談ですよ。生きたいから生きてます。それでいいじゃないか。人間だもの。生きたいから生きてるというよりは、生きてるから生きてるだな。まぁどっちでもいいや。

無職は本当によろしくない

ということで痛感するのが無職の怖さ。社会に居た頃はルールがあって、朝起きて夜寝るというリズムというかルールがあったんですよね。だからいつ寝たとか、いつご飯食べたとか、システム化されていたからそこに疑念は生じなかった。でも無職はそうじゃない。いつ寝てもいつ食べても自由。でもそれが怖い。

システム化されているからこそ「1日」という概念がしっかりと根づいているわけですが、無職にとって「1日」なんて概念は無いに等しいんですよね。曜日感覚なんてとっくの昔に忘却の彼方です。30年間近く、1日というサイクルのシステムの中で生きてきて、そのシステムから解き放たれた今、おそらく私の身体は困惑しているんでしょうね。

腹減ってるとか、眠いとか、そういう基本的なことさえもわからない32歳無職。
おすすめできませんよ！無職は！！やっぱり社会人が一番だと私は思います！！