言葉えらび
松本龍さん辞めちゃってびっくりしました。潔いと思いますが軽率でしたね。
2011-07-07 05:45:18
入力時間 / 14:44
時期が時期なだけに発言が軽率だったとは思いますが、一番の問題はマスメディアの前で発言した事ですよね。民主党になる前からそうですが、言葉尻を捉えて叩く今の世の中ではちょっと迂闊だったかもしれませんね。散々たる多くの舌禍事件の前例があるわけですから。
さて、言葉えらびって大切ですよね。という話です。私も松本龍さんと同じくB型でオレオレ主義なので語気を強めたあの発言、決してわからないわけではない。石原さんの時もそうですが私はこう捉えました。
松本「水産特区は県でコンセンサス得ろよ。そうしないと我々何もしないぞ。ちゃんとやれ」
県側でしっかりと合意を得てほしい。県側でしっかりやってくれないと政府としても対応が難しい。だからしっかり県側で対応してほしい。
「いまあとから入ってきたけど、お客さんが来るときは、自分が入ってきてからお客さんを呼べ。いいか? 長幼の序がわかっている自衛隊ならやるぞ。わかった? しっかりやれよ。」
お客さんが来るときは自分が入ってからお客さんを招くのが礼儀。県の長なのだからそういった面を含めてしっかりとやってほしい。
と、言い直すと別に言ってること自体の筋が違えてる事は無いんですよね。言い方と態度が悪かっただけで。ここが言葉の難しいところでもありますよね。言ってることの本質が例え正しかったとしても、言い方・言い回し・言葉えらびによって伝わらなかったり反感を買う。
私もよく反感を買います。「上から物を言ってる」とよく言われます。私は「でも言ってる事の理屈は間違ってないでしょ」と返します。言葉として、意味としての本質が損なわれていないにも関わらず伝わらない。伝わらないというよりは受け取ろうとしてくれないんでしょうね語気が強いと。それもどうかなと思うけど。
揚げ足を取るような世の中です。もちろんそれは民主党や菅政権への不満が募っているが故でもあるとは思いますが、ちょっとした配慮・気配りで伝わったり伝わらなかったりする。言葉とは本当に不便ですね。
まぁ言葉えらびって大切ですよね。という話でした。
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