和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

概念をつかむ

人生で最も大切なことのひとつだと私は思います。

2011-07-04 00:13:26
入力時間 / 12:27

概念って大切ですよね。そしてその概念をつかむこと、捉えることは生きて行く上でとても大切だと思うんです。というような話です。言葉は違えど過去に何度も書いてる事なんですけどね。

目的だったり、情報だったり、対人関係だったり。人生には自分の脳で処理しようとする様々な事象があります。往々にして人間はそれらを点または面で捉えがち。でも本当はそうじゃないんですよね。何かを理解することは点や面を知る事ではない。と、私は思うんです。わかりづらいな。

私は言葉という手段が人間にとって最適な具現化のための技術だとは到底思えない。なぜならば言葉にした瞬間にその価値は点もしくは面になってしまうから。「行間を読む」という言葉があるようにその言語の持つ真の意味を理解するためには筆者の背景や時間軸を含めて包括的に捉えなくては真の意味を得る事はできないためです。なので言葉は誤解を招き時には争いの種にもなる。使っている言葉が違ったのなら尚の事でしょう。

本来であれば言葉ではなく、自身の感じる価値をより多面的で立体的に、さらには時間軸を含めて概念をつかまなくては本来の持つ意味を捉えることはできないと思うんです。自分で書いててややこしいなって思います。すいません。

例えばプログラミングの話ですが「プログラムを覚えよう」と思っているうちはプログラムの習得は難しい。これは私の場合だけかもしれませんが、ある日突然プログラムが書けるようになるものなんです。本当にある日突然なんですよ。パァっとわかるようになる、そんな瞬間が私にはありました。今思えばその瞬間こそ概念をつかんだ瞬間だったんだと思います。

何かを感じること。感じている時、それは点でもなく面でもなく概念だと思うんです。でもそれを言葉にするとたちまち点や面になってしまう。そうではなく、もっと深く広く奥行きのある立体として、時間軸のある現象として、概念として理解しようとする姿勢。私はそれが非常に大切な事だと思っています。

概念をつかむ。大切なことだと思います。

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