反対と反証
反証してから反対しろよ!!と私は思うのですがどうでしょうか。
2011-06-10 03:39:58
入力時間 / 09:15
反証って言葉をご存知でしょうか。その事が間違っていることを証明することです。いや、原発にしてもなんにしてもそうなんですけど、反証をすっ飛ばして反対する輩が多いと思うんですよ。という話です。
ある事象を否定することや反対することは誰でも容易にできます。でも否定する・反対するには論拠が本来であれば必要だと思うんです。例として原発の話をしますが「原発はよろしくない」というのは100%わかりきった話です。しかし、よろしくないから反対するというのは安直すぎやしないかなと。
ようは反証を試みるという事が肝要だと思うんです。反証を試みると言うことはまずその事象をよく知らなくてはいけません。良い点も悪い点も。そしてそれを否定するための良い点・悪い点も知らなくてはいけない。つまり中立な視点からより客観的にメリットとデメリットを総合して判断するって事になりますよね。
良い点だけ見て、悪い点だけ見て。というのが今の世の中に限った話じゃないのかもしれませんが多いように感じるんです。そうじゃなくて、しっかりと両方調べてから論じて然るべきなんじゃないかなと私は思うんです。単純な表層の善悪で判断するのではなく、背景を含めてより広い視野で論じるべきなんじゃないかなと。
私は情報を調べるのが大好きです。だからなるべくどんな事でも色々と調べるんですが、往々にして情報とは左右どちらかに傾いているものです。でも傾いていたら真実は見えないんですよね。主観を排除し客観的な情報を総合的に判断してはじめて「真実に近いもの」が見えてくるんじゃないかなぁと思うんです。
「反証する」ということは言い換えれば「反対する対象を悪い点も良い点も含めてよく知る」ことに直結します。んなもんだから大切だと思うんですよね私は。
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