和田憲幸のブログ

いや、ほんと調子こいてすいませんでした。大貧民の間違いでした。ほんとすいません。

これはいつ頃気づいた事だったかわすれたけど、思い出したから書き留めておこう。
お金で買えるもの。お金で買えるものはお金を出せば容易に手に入る。それは言い換えればいつでも簡単に手に入れられるんだって気づいた日があった。そう考えると物欲や独占欲のようなものがヒョロヒョロっと消えていった。

若い頃の私はご多分にもれずゲームだったりCDだったり、色んなものが欲しかったし、手に入れたものは手放したくなかった。自分のものとして占有したかったのだと思う。でも、お金があればこの世の大部分のものは再び手に入れる事は難くない。と、気づいたんです。再び手に入れられるのであれば独占する意味も、それを買う意味さえも私には感じられなくなってしまった。いつでも、簡単に、手に入れられる。そう。お金さえあれば。

でもどうやったって後から取り戻せないものが私は時間だと思った。だから私の物事を考えるときの基準がお金から時間に切り替わった。時間を得られるためにお金を使おうと。逆に時間を浪費する事はお金を払ってでも避けようと思えるようになった。

お金を手にすることは難しいことではない。
であればお金によって手に入れられるものを得ることも同じですよね。

だから私はお金があっても、たとえそれを一瞬欲しいと思っても、買わない。
なんか私がこういう事を言ったところで貧乏のヒガミに聞こえるのが悲しいですが・・・。