人間失格
遜るわけじゃありませんが自分で本当にそう思っています。
2011-03-31 07:00:37
入力時間 / 09:38
社会やコミュニティの輪の中に入っていけない。それは物心付いた頃からそうだった。
というか今もそうだな。そうするための努力を怠ったからと言われたらそれまでだけど、なんでこんなにひねくれた人間になったのか自分でもちょっと不思議です。小さい頃はもっと「素直でいい子」と言われていたんですけどね。
協調性が無い。話を合わす事ができない。人と会話するのが苦手。これはもう病気なんじゃないかな?と思うほど自分が周囲に溶け込めない自分を思春期には強く感じました。ただ、その事自体が私は不快では無かった。周囲からみれば不快だったかもしれないけれど。
歳を重ねる毎に社会との距離はどんどん離れていき、もし親が倒産しなかったらヒキコモリになっていたんじゃないかなと思う。もしくは性犯罪者になっていたかもしれない。社会の中で生きていく事は私にとってはちょっとシンドイ。でもみんなその社会の中で生きているのだから、おそらく私が欠陥品なんだろう。サイコパスなんじゃないかなと思ったりもする。
時としてそんな自分を疎ましく思うことも無いわけじゃない。なんでもっとうまく立ち振る舞えないんだろうか。な~んてセンチメンタルに思うこともある。でもそうあることは自分の好きな自分では無いし、いまさら自分の振る舞いを曲げることはできようはずもない。
社会から評価されない人間。それでも私はそんな自分が大好きです。
これは正当化なのかもしれないし、自分自身への慰めなのかもしれないけれど、私はそれでいいと思っている。自分の意志や思考・価値観を愛しているから。例えそれが社会に認められなかったとしても。
社会から見れば迷惑極まりない存在なのかもしれないし、不快な思いを与えているかもしれないけど。
それでも私は私をやっぱり好きですよ。
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