和田憲幸のブログ

単純な疑問としてなぜこんなにも多くの窓口が必要なのか不思議です。民放各社、ヤフーから果てはグルーポンまで。善行にケチをつけたいわけではないけど、窓口を一本化できないものなのか純粋に不思議だなと。

実際に義援金や募金を語った詐欺も過去何度もあったし、募集している団体によっては事務手数料と称して募金や義援金の中から手数料を徴収する団体もあるわけで、善意を呼びかける事は善いことかもしれないが、窓口を無闇矢鱈と増やすのはどうなんだろうか。

中にはtwitterやYoutubeを使って海外からの義援金を募集するような団体もある。それはもはや義援金と言えないのではないかなと不謹慎かもしれないけど私は思うんだ。「義捐（ぎえん）」とは「慈善や被災者救済などの趣旨で、金銭や品物を差し出すこと。（大辞泉より）」という意味で、決して救いを求める事ではない。あくまで自発的に行うものじゃないのかな。

もちろん呼びかけによって義援金や募金が増えるというのであれば、それはそれで善いことなんだろうけれど、呼びかけが無かったら集まらないならそれはそれで問題だとも思う。

しかしまぁ人の善意を利用するような悪辣極まりない人間が悲しいけどこの世の中には居るわけだから、可能なかぎり適正に活用してくれるところに投じたいものですね折角ならば。いくら善意があったとしても、それが届かなかったら被災者の救済には繋がらないわけですからね。

単に募金や基金、義援金に関わらずふるさと納税などの方法で自治体に対して支援する方法もあると思うので、被災者のことを真に考えるのであれば焦らずにしっかりと見極めた上で動くべきでしょうね。

本当にひねくれていて申し訳ない。