和田憲幸のブログ

一応ほら、私も無職ですけど技術者気取ってるもんだからよくいわゆる「儲け話」を持ちかけられます。いや、マルチとかそういう奴とは別のもっと馬鹿馬鹿しいやつ。年間数十件はそういう話を持ちかけられる。

ビックリするくらい大体内容が似通っていて「スゴいアイディアがある」みたいな切り出しで「開発を無償でやってくれて収益化したら折半しよう」みたいな馬鹿馬鹿しいお話だ。誰がそんな話にのるんだよ（笑）

バカなのかマジなのかは知らんけど「アイディアがある」って奴の大半はバカだと思う。少なくともリサーチしてない。大半の「アイディア」はとうの昔に廃れたビジネスモデルだったり、現実味のない絵空事ばかり。夢をみるのはいい。でも寝てから見てくれ。と、言いたいけど私は優しいから言わないよ。

そういう輩は往々にして技術も知識も無い。というか技術や知識を得ようって気概があれば安易に「儲けよう」なんて口に出せようはずもないし、技術や知識の重みをしっていたら成果報酬で開発やれなんて言えるわけもない。だからそういう阿呆を相手にすることは無いんだ。

「儲けたい」って考え方には信念がない。欲しいのはお金だけなんだもん。そんなにお金が欲しいならもっと簡単に得る方法はあるさ。働けってこと。死に物狂いでな。お金には重みがある。お金にはそれに見合った価値がやっぱりあると私は思うんだ。努力だったり時間だったり、時には自分の寿命だったり。一生懸命頑張って、そしてその先にあるのが対価としてのお金でしょう。儲け話を口にする輩はその結果だけを求めるから品も無ければ民度も無いんだ。

世の中お金じゃないなんてロマンチックな事を言うつもりは無い。過去なんども書いてはいるけれど、お金なんてもんは自分の足跡に付いてくるオマケだよ。得ようと思って得るもんじゃないし、得ようと心底思ってるとしたら底が知れてると思うね。

まぁほんと馬鹿馬鹿しい話だ。儲け話なんてもんわ。