和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

戦争映画が好き

映画をよく見ます。先ほどもシンドラーのリストを見てたんですけどね。

2011-02-06 21:51:28
入力時間 / 16:26

戦争映画が大好きです。一番好きなのはプライベート・ライアン。トム・ハンクスが大好きです。フォレストガンプも好きだなそういえば。映画は大好きです。寝る前の1~2時間を映画を見て過ごすとよく眠れるから。私の父もレンタルビデオを借りてきては毎晩みていたなそういえば。

なぜ戦争映画が好きかというと、これはいささか下卑た趣であることは承知の上だが、いまある現実へ感謝できるからに他ならない。戦闘シーンが好きなわけでも、残酷なシーンが好きなわけでもない。いまも世界のどこかで起こっている戦争。そして日本もたった60年前に、たった60年前にですよ。その戦争の当事者だったんです。

過去を振り返って客観的にみればこんなに馬鹿げた事はない。あまりに稚拙で原始的な行いだ。そして今現在も世界の何処かでその馬鹿げた行為が行われている事実。私は今、この時代に生まれ、この土地に生まれたことがどんなにも恵まれたことなのかを痛感せずにはいられないだろう。

税金が高いとか、公約守れとか、そんなの戦争というあまりに馬鹿げた行為に比べればあまりにも軽微で瑣末なことだ。最近でも北朝鮮・韓国間やタイ・カンボジア国境で交戦があったり、エジプトでのデモなど世界はまだまだ穏やかではない。

でも日本は驚くほど平和だ。これだけの平和を享受しているにも関わらず、不平不満をこぼすなんて驕っていると気付かされる。だから戦争映画が好きなんです。

ナチスのホロコーストや、第二次大戦のことなどを調べれば調べるほど馬鹿馬鹿しい。そうあってはならないと痛感させられる。自分の人生があるように、また他人にも同じように人生がある。なんでたったそれだけのことがわからないのか。いや、日本人はそれがわかるようにしっかりとした教育を受けてきた事へ感謝すべきなのかもしれない。

いまだこの世界の多くの国で、自分の命や他人の命を粗末に扱う輩がいるだろう。
日本人にとって自爆テロなんて想像できるかな。私は少なくともその心中を察することはできない。

戦争映画は好きだが、現実の戦争はあまりに馬鹿げている。
とはいえ反戦運動をしようなんて気は毛頭ないし、世界がそうなるであろうとも思えない。

戦争はある意味で淘汰であり、進化の過程なのかもしれない。それはきっと遠い未来の人間が過去を振り返ったときにしかわかることは無いだろう。でもまぁ今、自分自身がその戦争という馬鹿げた状況に身が置かれていない事に感謝を禁じえない。ものすごく不謹慎で下卑た考え方だが、だから私は戦争映画が好きなんだ。

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