子供の落ち着きのなさ
子供って本当に落ち着きがないのね。いっつもキョロキョロして兎角落ち着きがない。
2011-01-02 19:14:34
入力時間 / 09:25
私は子供が好きだ(好感度上昇)。もちろん私に子供は居ないので出かけた時に他人の子供をさりげなくジロジロと観察する。基本的に子供は一様に落ち着きがない。絶えず身体を動かしているし、いつもキョロキョロと当たりを見回している。
なんであんなに落ち着きがないのか。ということをちょっと考えてみた。
落ち着きがない。と言えばそうなのかもしれない。でも単に落ち着きがないんじゃなくて、外界の自分が知らないいろんな情報を収集しようと懸命なんじゃないかなと思うんだ。子供は知らないことばかり。見たことのないものばかり。それらに対する知的好奇心や探究心があの落ち着きの無さを生んでいるんじゃないかなって。
小さいころのことはあんまり憶えていなかったけど、私もきっと子供の頃は落ち着きが無かったんだろうな。親にも怒られたりしていたのかもしれない。翻って今の私はそれなりに落ち着いている。でもそれは日常に、生活に飽いているだけなのかもしれない。私の眼前に広がる世界がまだ知らないものばかりだったら今もきっと落ち着きがなかったのかもしれない。
いや、ひょっとすると自分はこの世界に対して怠慢なのかもしれない。この社会を、この世界を知った気になっているだけなのかもしれない。だから私は落ち着いているのかもしれない。だとしたらそれは由々しき事態だ。
歳を取り、知識が増えていけば増えていくほど、予測・推測が立つようになる。でもそれはあくまで脳内の想像の産物でしかない。もっともっと貪欲に落ち着きなくこの社会に、この世界に目を配るべきなんだ。
まぁとは言っても31のオッサンがキョロキョロしてたらただの挙動不審である。私の風体からして間違いなく通報されるだろう。とはいえ好奇心や探究心は子供と同様に忘れちゃぁいけないよね。
ということで今年のテーマは初心にかえって好奇心・探究心を忘れないことだな。
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