クリスマスってナニ?
お恥ずかしい話しですが私は齢31を過ぎるまでクリスマスというイベントを特に考える事もなく受け入れてました。
2010-12-22 04:13:44
入力時間 / 14:15
どうやら世間ではもう年の瀬らしい。という事についようやく気がついた次第ですが、先日ちょっと打ち合わせに外出した際に世間がクリスマスムード一色だったことにとても驚きました。いろんなところから聞こえてくるクリスマスソング。赤と緑に彩られたディスプレイ。そんな異世界を間近にして私はすこし気分が悪くなりました。
クリスマスってなんなのさ
イエスキリストの誕生を祝う日って事くらいは小さい頃から知っていたけど、なぜキリスト教でもない日本人たちがそれにのっかってクリスマスを楽しむのかって事に関しては31年間看過してきたという体たらく。でも多くの日本人が「クリスマス」ということを特に意識せずにそれを受け入れているということは間違いのない事だと思うんです。
ここで問題なのは「クリスマスの本質」と無関係なところで日本人がそれを容認している事だと思うんです。「キリストの誕生を祝う」わけじゃなく「クリスマスを祝う」になってるって事ですよ。これはちょっと大げさですけど怖いぞ。本来の意味・目的とは全くべつなところで物事が展開されているというのは。
べつにひねくれてるわけでも鬱屈しているわけでも無いんですけど、意味・本質をないがしろにしてそれを受け入れるって言う事を私は31年もの間、気づかずに過ごしてきたという事は耐え難いほどの愚行だ。別にクリスマスだけじゃなく、意味や本質を無視するというのはとても良くないことだと思うんだ私は。
話はすこしそれますが先日Yahooを見ていて「あなたもこれでセレブに!」みたいなバナーがあった。セレブっていうのはセレブになろうと思ってなるものではなく、何かしらの過程があって周囲からの評価として「セレブレティ」なわけじゃん。「セレブになりたい!」って考えてる時点でセレブじゃないし、セレブになれねぇよ。と私は思うんですよ。そう。意味・価値・本質を完全に見失っていると思うんですよね。
同様に「大金持ちになりたい」と思って大金持ちになるんじゃなくて、結果として「大金持ちになっていた」というのが本筋だと思うんですよ。結果のみを求めるというか。クリスマスも「お祝いする」って結果しか今の大半の日本人には見えていないと思うんです。
ちょっとややこしい話しになりましたが、取り組む過程や物事の本質・意味を踏まえず結果だけを求めたりありがたがるというのは何かちがうなと私は思うんですよね。本当にひねくれてるなぁ。ということで今年の和田家ではクリスマスの開催を中止したいと思います。
皆様よい年末を。
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