身体の記憶
身体ってスゴいですよね。時として脳よりも優れた記憶力を持っている。
2010-12-13 09:31:04
入力時間 / 08:11
毎日毎日バカみたいにキーボードを叩いている私。いつしか脳が忘れている事を身体が憶えていたりする。
セキュリティの都合で私は複数のパスワードを使い分けているんですが、結構長い上に細かく差別化しているため、パスワードはなんとなくしか憶えていない。にも関わらずキーボードに手を置くとまるで勝手に動くようにしっかりと身体がパスワードを入力してくれる。恐るべし身体の記憶。
身体の持つ記憶力はパスワードだけではない。CSSなど私の大嫌いな英語のスペルを間違えずに正確に入力してくれるのだ。ちなみにスペルを復唱しろと言われても私には答えられない。なぜならスペルを私自身記憶していないからだ。CSSやJavascriptのプロパティ等等はほとんど身体が記憶している。だから手書きでは書けない。
キーボードに出会ったのは中学2年生の頃。父に買ってもらったNEC PC98シリーズのキャンビーだ。私は狂ったようにキータイプの練習をした。そりゃもう毎日したよ。毎日。キャンビーに搭載された無料のタイピングソフトMAGIC FLIGHTだったかな?変な魔女が島から島へと飛んでいくやつなんですけどね。
中学校2年から高校3年までずっとキータイプの練習を続けたおかげでキーボードは私の身体の一部になった。そして私の身体もキーボードを身体の一部として認識し、そこに「記憶」できるようになった。反復と継続ってやっぱり大切なんでしょうね。
最近すこし怠けているので今一度、キータイプを見直してみようかしらね。
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