和田憲幸のブログ

フェースブックが5億アカウントを超え、滞在時間でGoogle先生を抜きまして。ソーシャルネットワーキングサイトやソーシャルメディアの成長が目覚しい昨今ではございますが、ちょっとソーシャルソーシャルってうるさくない？という話。

ソーシャルとはなにか。ソーシャルとはSocial（社会的）みたいな意味です。ソシアルダンス（社交ダンス）のソシアルと同じです。なんでソシアルネットワーキングにならなかったんだろうね。ようは社会性や人付き合いを媒介としたネットワーキング（人脈形成）や情報媒体（メディア）ってことですね。日本語にするとわかりやすい。

ミクシィだグリーだフェースブックだDIGGだなんだとそんなにソーシャルがいいのかと問いたい。社会性の無い人間がソーシャルを理解しようなんて土台無理な話なのかもしれないが。しかしなんだな。これだけソーシャルが台頭するということは寂しがり屋がそれだけ多いって事なんじゃないのかなぁと私は思う。寂しがり屋というか、それが人間の本質なのかもしれないが。

もちろんそれを食い物にしてる奴らが居ることを差っ引いても人との繋がりを求めてる人間は圧倒的に多いんだろう。友達が欲しいのか、恋人が欲しいのか、セックスフレンドが欲しいのか、それは知らんけどともかく誰かとの繋がり・関係を欲しているからソーシャルなんでしょ。そしてその関係の上で情報を共有したいと。だからフェースブックは5億人も集めたわけだ。

無論、人と人との繋がりを完全に断絶することはできようはずもない。が、インターネットを介して簡単に人と人とが繋がるようになった昨今に置いてはちょっと関係を求めすぎなんじゃね？と強く感じる。文通→メル友→出会い系など文明の進化とともにコミュニケーションの手段も多様化してきているわけだが、それと同時に形成される社会自体も容易に形成される反面、繋がり自体も薄くなっているような気が私はするの。それが良いか悪いかはわからないけど。

1クリックで繋がる関係は1クリックでブロックできる関係。まぁそういうものだけども。であれば最初から別にいらなくねー？と私は思うのだが。私は現実の友人も別に欲しいと思わないし、性欲が満たせるのであれば女もいらんし。私が奇特な思考なのかもしれないが、みんなバズワードに振り回されてるんじゃないのってちょっと思う。