和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

ECサイトの販売計画

ECサイトの販売計画についてちょっとまとめておきますね。

2010-09-01 00:00:33
入力時間 / 11:43

説明する機会があったのでせっかくだからiPhoneで打ち合わせの時などにお客さんに説明できるようのスクリプトも書いてみた。詳細はECサイト販売計画をご覧ください。ホーム画面に登録すると和田のいい顔がでます。

漠然とECサイトをやりたい!とかやってる人って多いですよね。商売は突き詰めれば確率のお話。いや、もちろんそれだけではないけれどね。でも大部分は数字が支配してると言ってもよいのではないかなぁと私は思います。売上が上がらないとか、もっと売りたいという場合はしっかりと年間の販売計画を立てましょう。事業計画同様にとても大切です。

ではザックリとした説明を。

アクセス数を基点に売上を予想する

コンバージョンレート(購買率)はどんなサイトでもそう大差無いようです。私の知ってる限りでは平均で3%~6%だったと記憶しております。と、いうことはアクセス数にこの割合をかければ月間の購買数がわかります。さらに、その予測購買数に購買平均単価をかけることで月間の売上が見えます。コンバージョンレートが不変であるという前提ですが、アクセス数が増えると売上げが上がるという仮定が成り立ちますね。ただ、アクセス数が向上すればその分、コンバージョンレートは通常低下しますのでもちろんその限りではありませんが、比率として考えれば間違いなく売上げは上がります。

改善策を考える

売上予測と現状が見えたところで改善点を考えます。平均単価が低い場合は平均単価を、コンバージョンレートが低い場合はコンバージョンレートをどうやって上げるかを考えます。たったこれだけですが、だいぶ現実的なオンラインショップの実像が見えてくるんじゃないでしょうか。

まぁエクセルでやるような事ですけど、iPhoneやiPadを使って出先でちょっとシミュレートしたい時にあったら便利かなと思いましてね。アクセス数は金を出せば買えます。損益分岐をしっかり考えればまぁ損することは無いでしょう。商売は数字を相手にすること。やっぱり数字って楽しいなぁ。

追記

利益率のことを書くのすっかり忘れてしまいました。物販に関しては利益率、粗利というものはとても大切な要素です。売上げが何億あろうとも純利益が低ければ意味がありません。ということで原価率から純利益を計算できるように修正してみました。

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