絶望という至福
希望を失うこと、求めることを辞めることは一転すると至福ですよね。
2010-08-30 01:13:47
入力時間 / 11:01
死んだ考え方だと自分でも思います。でも人生ってそういう一面もあるよね~って話なんですけどね。
何も求めない。ってすごい快楽です。気がつくと求める人生を送っているわけですが、その求めることを辞めること。望まないこと。今をただ享受すること。ってすごい至福だと私は思うんですよ。
人間はとかく欲求に翻弄されるもんですよ。お金たくさんほしい!いい女とヤリたい!いい車乗りたい!いい家に住みたい!でもそういう欲求をリセットするとすっごい幸福感が溢れてくる。ってかその手の欲求って別に生まれたときから持っていたものじゃないしね。
何も求めない、望まないってことは即ち自由だと思うんです。望むことや求めることのために動かなくていいから。望まなければ自由奔放でいられるし、求めなければ精神的負荷を受けることもない。ただ生きることの至福。
とはいえ人間は、生命は欲求を満たすために生きているわけだから死んだ考えなんですけどね。まぁバランスですよね。完全に望みや欲求を絶つってことは無理だと思うけど、それでも減らす事はできると思う。
人間は何かを得るために生きてるわけじゃないし、何かを守るために生きてるわけでもない。
生きているから生きているんだと私は思うんですよ。ただ生きているから生きているって。
でも歳食うと「何かのために生きてる」気がしちゃうのよね。そうじゃないじゃんね。
ただ生きるって。ただ生きることに集中できるってこの上ない愉悦ですよ。
この思考が向上心と同居できるかは不明ですが、こういう方向性はあってもいいですよね。
絶望した!こんな思考回路の自分に絶望した!
全然関係ないですがさよなら絶望先生
P.654