和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

踏み台

ついさっき久しぶりに夢をみた。ほんと2時間足らずの仮眠だったけど壮大なスペクタクルで。

2010-08-08 11:25:58
入力時間 / 12:56

最近、全然夢を見る機会が減っていたのですがつい先ほど、たった2時間足らずの仮眠中に壮大な夢を見ました。大半は忘れちゃいましたけど内容は病院に潜入捜査して受付の女の子からウィスキーボンボンを盗むという意味不明なものだったんですけどね。

起きた瞬間、なぜか胸いっぱいに広がる懐かしさというか郷愁感?その夢がトリガーだったのかどうかはわかりませんが、怒涛のように押し寄せる過去の記憶のフィードバックに少し目頭が熱くなりました。過去の記憶が呼び起こされ、懐かしさと同時に胸に沸き起こったのは罪悪感で、という話。過去にも似たような事を何度か書いてますけどね。

31年も生きていればいろんな人との出会いあり、別れあり。私は能能と生きているが過去、多くの人に迷惑をかけたり多くの人を踏み台にしてきた。自ら望んで踏み台になってくれる人もいたし、私が愚か者だったために予期せず踏み台にしてしまった場合もあるだろう。しかし今、私は能能と生きている。

強烈な罪悪感だ。私という人間の礎になった多くの人達の恩に報いていない。謝罪もできない。つくづく私は愚か者である。「あの時こうすればよかった」なんて馬鹿げた事は思わないが、今会って恩に報いることができるのならば、謝罪することができるのであれば、感謝を伝えることができるのであらば、ぜひそうしたいと今更ながら思った。

いまあたりまえのように能能と生きている。でも能能と生きられるようになるまでのプロセスは簡単じゃなかった。辛い時期もあったし、苦しいこともたくさんあった。そしてそういう時期を共に生きた人も居た。辛い思いだけを共有して、なにひとつ報いることができなかった人たちもたくさんいる。ほんとうに私は駄目人間だ。

私は多くの人間を、企業を踏み台にしてきた。ならば私も自ら望んで踏み台になろう。
直接的に恩を返すことの多くを望めない私にとってそれが唯一の贖罪だから。

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