メシ食ったら眠いと自由とシステム
ご飯を食べたら眠くなる。だって動物だもの・・・。
2010-07-22 16:05:53
入力時間 / 12:19
最近、ご飯を食べると即寝です。睡魔に抗うことができない。私の精神は弱くなったのだろうか?いや、元来弱かったのだろう。社会というシステムによって自ら抑制せざるを得なかっただけで、私の本質が変わってしまったわけではないはずだ。企業に勤めていて食ったらすぐ寝るなんて許されるはずが無いからね。
そう考えると企業勤めってある意味ではシステム化されていてよかったなと思う。「やらなきゃいけない」というアラートがいつもあって、自主的に動こうと思わなくても周囲が私の背中を押してくれた。人間が能率的に動くためのシステムとして企業ってのはそれなりに意味があるんだな。
自由業はとかく自由なものだ。もう私の手に余るほどの自由だ。無限の自由。自由は素晴らしいが自由はとても恐ろしい。何をするにしてもあくまで自分自身の意思決定のもと動くことの恐ろしさというか。言い方をかえると自分自身の意思決定が無ければ永遠に動けない。これは私の精神が弱いためでもあるが。
少なくとも企業に属している間、私は自分が動くことに思い悩む必要は無かった。が、自由を手にして私はいまとても悩んでいる。動けないんだ。本能に、欲求により忠実になっているという自覚がある。仕事をしたくないときはしないという選択肢がある。ご飯を食べて眠い時は寝るという選択肢がある。心の弱い私はそれに沿って生きてしまう。
自由は素晴らしいし美しいが、自由を手に入れる者によって私のように堕落してしまう場合もありますよってことで。
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