和田憲幸のブログ

今にはじまった事じゃありませんが勝ち組とか負け組とか勘弁してほしいですよねぇ。世間的には完全にあらゆる分野でぶっちぎり負け組の私から言わせてもらえば勝手に人の勝ち負け決めるんじゃねぇ！と言う感じです。いや、もはやそんな事すらどうでもいい境地まで達観してますけどね駄目人間の私は。

人生の勝ちとか負けをどんな定規で測るって言うんだい。年収があれば勝ちなのかい。結婚できなきゃ負けなのかい。決して卑屈になって言ってるわけではないが、人生の主題だとか幸福感は人それぞれじゃないのかい。自分にしかわからない他者と共有できない至福があってもいいんじゃないのかな。

駄目人間でいいし。負け組でいいし。いや、それは自分自身がそう感じていない前提ですが世間一般的にとか、周囲からの評価が駄目人間でも負け組でも自分自身の人生にはまったく関係ないですよね。別に鬱屈してこんなこと言ってるわけじゃぁありませんよ。

しかしまぁ人生勝たなきゃ駄目ですよね（笑）
問題なのは何をもって「勝った」とするか。そして何と闘って勝つか。だと私は思います。
世俗的な勝ち負けに私は興味が無い。テレビも無く人間関係も希薄だと割と俗世間的な勝ち負けには興味が無くなります。私も人並みに友達づきあいがあった頃は友達よりいい車に乗りたかったり、いい女と付き合いたかったりしたもんですけど、その頃は結局「誰かと比較して」自分を高める基準を誤認していただけなんですよね。認めたくないものだな。若さ故の過ちというものを。

マスメディアのせいなのかそういうものなのかわかりませんが、昨今自暴自棄になって犯罪を犯す人が目立つようになってきたような気がします。でも社会からの評価が即ち自分自身にとっての人生の評価では無いという事はとても大切な事だと私は思っています。

自暴自棄にならず通俗的な「負け組」の人生を悠々自適に謳歌しましょうよ負け組の同志たちよ（失礼）。