和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

はだしで散歩

足の甲にケガをしてしまった。だからはだしで散歩をしてみた。

2010-06-20 07:23:06
入力時間 / 10:22

はだしで散歩
不審者IN菊水

ヘッドフォンをして作務衣で徘徊しているだけでも不審者なのにさらに裸足。まごうことなき不審者。町内会から注意勧告されないことを祈るばかりだ。

はだしで外に出るなんて何年ぶりだろう。アスファルトは思いのほか冷たく硬く痛い。いつもは気にもとめない小さな石でも踏むととても痛い。突き刺さるような痛み。そんな痛みもなんだか心地いい。ただ靴をはかないそれだけでいつも歩く散歩道が違った世界のようだ。

当たり前のように靴を履く。そこに疑念を抱く余地は日常生活において存在しえない。不思議なものだ。まるで生まれた時から靴を履いていたようにみんな靴を履くんだ。気持ちが悪い。多くの人は靴に感謝などしない。でもはだしで散歩をしたのなら靴がどれだけ多くの痛みやリスクから自分を保護してくれているのかがよくわかる。

ふと気がつくとある当たり前。そんな当たり前は当たり前のように目を凝らしても決して目に止まる事はない。日常生活とはそんな当たり前だらけで構成されているのかなとはだしの私は思う。

当たり前は当たり前だから当たり前のように感謝しない。でもそれはどうなのかな。まるで靴のように十重二十重に保護してくれている多くの人達や社会の中で生かされている自分。はだしで散歩することでちょっとそんな思いが過ぎった。

当たり前に感謝はない。だから当たり前じゃ駄目なんだろうな。
時にははだしで散歩をして、痛みを感じることも必要なのだなと思ったのでした。

※追記・・・はだしで散歩するとケガをする恐れがあるので安易に真似しないようお気をつけください。 2010/06/20 09:33

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