免許の更新と無駄
免許の更新に行ってまいりました。札幌は手稲前田の運転免許試験場にね。
2010-06-18 20:56:06
入力時間 / 20:20
シートベルトしてなかった1点のために120分の違反者講習を受けるはめに・・・。平日だというのに人が多くてびっくり。みんな無職なのかな?なんてドギマギしちゃいました☆で、そこで配られた小冊子。これがホント金かかってるんだなぁ!という話。
まず全国で配られるものと北海道オリジナルの2冊の小冊子が配られました。両方共無駄にA5全ページフルカラー100ページ程度の小冊子です。120分の講習のごくごく僅かな時間だけしか使いません。そしてそれは再利用されること無く大半が捨てられるでしょう。
これってスゴイ無駄じゃない!?
と、違反者講習中にずっと悶々としていたわけです。教本や小冊子を買うのはいいよ。仕方ないさ。でもエコポイントだなんだと言ってる昨今において、120分のためだけに全ページフルカラーでちびまる子ちゃんまで登場する再利用性の無い冊子をばら撒く必要が果たしてあるのか!!と言いたい。私のような貧乏性の小市民としては非常にもったいないと思ってしまう。
仮の話ですが。日本の運転免許保有者は8000万人。一律4年に一度、免許更新があるとして年次で考えるから1/4で2000万人で、小冊子1冊あたり安く見積もって50円として×2で100円。2000万×100で20億/年ですわね。なんとかならんもんなのか。
金のことはまぁいいけど、捨てるのももったいないじゃないですかこんなにキレイに製本されてるもんを。せめて不要な人は次に講習を受ける人に譲ることなどができないものなのだろうか。もちろん免許の更新費用の中にそういった費用も含まれているだろうから、すべての人に新品を渡さなきゃいけない都合もあるのだろう。でもこれはあまりにナンセンスだ。
それに違反者の私が言うのもおこがましいが、財政が苦しいわけだし違反者講習をお金でパスできればなおのことよい。120分間拘束されることを考えると2000万人中の20%が違反者講習を受けるとして400万人が2時間(120分)で800万時間を違反者講習に費やしている事になる。北海道の最低賃金が678円だから単純な時給計算で54億/年のロス。タイムイズマネーな人は金払って違反者講習パスできたらありがたいんだけどねぇ。いや、これは違反者の私が言うのは筋違いな話ですけどね。
この小冊子、しっかり読むとイラストもたくさん盛り込まれていて意味のないとこにまでイラストがあったりして良く作られているんです。すぐに捨てちゃうのは忍びないけど捨てる道しか無いんだよなぁ。札幌市の広報誌なんかもそうだけど、資源と財源の無駄だからはやいとこ止めてくれないかなぁとしみじみ思うのです。
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