気概
私はなんやかんや人間はその精神性だと思っているんですけどね。
2010-05-18 14:14:58
入力時間 / 15:07
闘志、意気、志しというようないわゆる気概というものですね。
人が生きていく上で最も大切な要素はそういった気持ちの部分だと思ってるんです。
結果ではなく過程だなんて言う気はありませんが、人間にとって最も大切なのはやはりその意思であり気持ちや情熱ではないかなと。気概のある人間はなんやかんやで結果も当然付いてきますからね。
精神力だとか志しってのは燃料。自分の人生を邁進するためのガソリンみたいなもんで、根性だとか気合があれば人生なんだってできるはず。その気になれば空だって飛べるでしょう。
日本人は素晴らしい精神性を持っているはず。だが虚像、虚飾にまみれた昨今においてはそういった気合だとか根性というものが陳腐化しているようにも感じる。でも本来、評価されるべきはやはりその意気や志しそのものにあると私は思うんですね。
何かを成すことは大変な事ですが、気合と根性、誰にも曲げられない強い信念があればどんな事でも乗り越えられる。時に挫け立ち止まる事もあるかもしれない。が、人生の主題を成すためには例え独りきりでもやはり闘わなくてはならないのではないかなと。
日本は恵まれていて平和だからハングリー精神というものが生まれづらい風土になってしまったのかもしれない。しかし何かを渇望したときにしか情熱や意気・気概というものは生まれないのではないか。
現状に満足することと現状に甘んじることは似て非なるもの。あくなき自己への研鑽とさらなる自身への探求は人間にとって、また生命にとっての使命であり宿命と言える。それらから目を背け言い訳を並べることは生命であることを否定すること。
生きている今、目的をもって主題を成すために自己の精神性を高めあらゆる困難に立ち向かおう自分。
頑張ること、情熱をもって取り組むことこそが目的でありそれこそが至福。
結果は二の次。でも必ず結果は付いてくる。
無職になって1年半になりますが改めてメンタリティの大切さを痛感しています。
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