やらない勇気
やることは大切。でも敢えてやらないこともまた大切。
2010-02-22 17:44:40
入力時間 / 10:05
プログラム開発なんぞやってるとよくあるんですが、アレコレ機能を付けていくと最終的になんか焦点のボケたわけわからんものが出来上がることが少なくない。詰め込みすぎやん!!というアプリケーションはよく見かけますよね。
実際、プログラム開発で難しい事はそうは無い。実装は実際簡単なんです。モバイルログでもいろんな要望をよく頂くのですが、実装するのは簡単なんですよっ!5分10分でできるんだから。でも敢えて実装しない!という選択肢もやっぱりあるんですよね。
私はメールフォームプロなるCGIを公開していますが、アレなんか本当に悪い例でゴテゴテしてなんだかもう使いづらい・・・。まるで増築を繰り返してわけわからんくなった旅館のよう。そろそろゼロからスッキリしたいなと思っています。でもやる気が・・・。
本来であれば「やらない」という選択肢もあるはずなんですよね。でもついついアレもコレもと手を伸ばして、何時の間にやら大風呂敷。収拾がつかない状態に・・・。だめですよね。
そこいらを踏まえて考えるとiPhoneやiPadはとても秀逸だなといつも思います。まさに「切り捨てる勇気」を持ってリリースされたなと。Flash非対応もスゴい!実際にFlashへ対応させることなんて簡単なんです。でもそれを敢えて切り捨てるというそのスタンス。見習いてぇ!Flashに対応してりゃもっと売れるだろうに。でも大切なのは売れる事じゃないんですよね。
iPadやiPhoneのFlash非対応を嘆く声を聞く度に思います。でもAppleは自身を持ってこのWeb業界の流れを変えようとしている。そして現に変わり始めているのは事実。HTML5やCSS3の標準化を前に、Flashというインタラクティブコンテンツの独壇場は鳴りを潜めるだろう。それはWebにとって美しいカタチだ。これは以前も書いたな。
ものごっそ脱線しましたが「やらない勇気」、「切り捨てる勇気」は趣旨を明快にする上で大切ですよっ!という事で。
よ~し!今日は仕事を「やらない」!
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