見えない恐怖
見えないもの、知らないことは恐怖と直結する。
2009-12-02 18:07:52
入力時間 / 15:59
例えるなら有史以来、人間が死を恐れるように。人間は、いや生命は自身が知覚出来ない事象、理解できないものを恐怖するようにプログラムされているのかもしれない。見ることができないものはやはり怖い。
その恐怖心を払拭するために情報という果実を貪る毎日。それでもまだまだ情報が足りない。
仕事に忙殺されている最中、心が蝕まれていくのはきっと今自身が抱えている仕事の全容が見えないから。忙しい時ほど、身辺の整理をしっかり行うことは精神衛生上とても大切なことですよね。
やる事が増えて、抱えている事案の全容を把握できなくなると心理的プレッシャーが急激に高まる。それは作業・工程などの全容がぼやけて、理解が足りなくなるから。結果、目に見えない状態まで不鮮明になったときそれは恐怖心・不安を駆り立て急激にストレスへと転化する。
部屋がすごい汚くなったとき、何から手をつけてよいかわからなくなるのと同じですね。結局どれだけ膨大な作業が残っていようとも一つずつ片付けていくしか無いのに、一つずつ片付けていくことすらできずに立ち往生してしまう。よくある話です。
各個撃破
各個撃破とは1つ1つを集中的に撃破していく。というそのままの意味ですが、どれだけ作業が肥大化しても、どれだけ全容が見えなくなったとしても、結局は1つ1つをこなすしか方法は無いんですよね。手を止めてる暇なんて無いんです。それがどれだけ膨大な作業だったとしてもね。
自分にできることなんて高が知れているわけですが、それでも立ち止まらずより堅実に1つずつこなさないとダメですよね。しっかりせな。ゲームみたいに裏技があったら人生もっと楽なんだけどなぁ~。
忙殺されている時こそ、まずは自分の置かれている状況を正確に把握する。理解すること。そしてそれらから目を背けず確実に1つ1つを撃破していくこと。大切ですよね!
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