和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

飲酒運転しちゃった

というのは真っ赤な嘘ですが、釣られた方はいらっしゃるでしょうか。

2009-11-24 03:44:17
入力時間 / 16:57

なぜこんな嘘をついたのかというと、最近多いですよねこの手の釣り。古くはインターネット創世記の頃からブラクラなどの「釣り」というものはあったわけですが、アフィリエイト隆盛後アフィリエイターが浅ましい小遣い稼ぎのために釣りをする光景が多く見受けられ非常に不快ですというお話。

本エントリのタイトルで「コイツ馬鹿じゃないの」と思われた方も多いでしょう。最近ではYahoo!知恵袋やブログなどで明らかに倫理道徳を逸脱したことをシレッと書いてトラフィックを集めるという人間が結構多いんですよね。グラビアアイドルなんかもブログでやってますよね。ようは意図的に炎上させる事によって知名度やトラフィックを得るというなんとも切ないやり方です。

Wikipediaの信頼性すら低下している今のインターネット。インターネットはすべての人間が情報共有する基盤。その中に小遣いほしさや浅ましい心で倫理道徳を持たない人間が、こういった卑しい行動を取ることはとても悲しいことだと思う。

YahooやLivedoorのニュースヘッドラインを見ていてもあまりに民度の低い見出しが溢れかえっていますよね。「見出しで釣る」というのは新聞や電車の中吊り広告・雑誌などの常套手段とはいえ、あまり見ていて気品を感じるものではない。そこには倫理観や道徳観という要素が存在しないのだ。悲しい事に。

そして今は個人すらもが「釣る」時代になってしまったわけです。なんだかやるせないですよね。そしてそれに釣られる人間たちが多くいることもまた事実。でもモラルに欠ける情報を見て諌めたくなるのは人間の本能なのか。わたしもその手の釣りを見て、やっぱり内心諌めたいと思う気持ちが沸いてくる事は否定できない。釣り師の思う壺なんですけどねそれが。

はるか昔、ネチケットという言葉がありました。ネット上でのマナーを守ろうというやつです。これだけ情報の発信が容易になれば、その発信された情報の真偽は限りなく不透明になる。となればこのインターネットという媒体を守るためにはインターネットユーザひとりひとりのモラルが大切になってくる。システムでフィルタリングするにしてもこの情報量はあまりにも膨大すぎる。

マナーの悪いマスメディアやアフィリエイタがインターネットをダメにする。
もっともっと人類のモラルが、品位が高くなればいいのになぁ。

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