趣味と費用対効果
仕事が趣味の私が考える究極の費用対効果について。
2009-11-18 19:20:04
入力時間 / 10:18
以前も書いたとおり私は仕事が趣味です。かつては女性から「つまらない男」の烙印をよく押されたものです。どこにも連れて行かないしね。東京デズニーランドなんてもってのほか!そんなんに金使うならストレージ買うわっ!というほどケチな男でもあります。
そんな私が考える究極の費用対効果。それは趣味と仕事が同じだったら!という安易な発想。私は非常にガジェットが好きです。はっきり言ってギークです。iPhoneだってカメラだってなんだって。思いつくデジタル機器のほとんどは持ってるんじゃないかしら。アプリケーションを含めてね。だって趣味だからそれが。ただ、趣味で終らないのが一味違うところで。
趣味が仕事に直結するとそれは利益を生みますよね。パソコンだってそう。10万~20万で買ったパソコンが何百万何千万の利益を生むことは想像に難くないでしょう。しかも他に趣味があまり無いからお金も遣わなくて済む!さらに仕事が趣味だからデジタル機器の購入は経費で落とせる!無駄がほとんど無いのである。
ところがどっこい趣味と仕事が別離していると大変だ。趣味にもお金を裂いて、仕事にも投資しなくてはならないからだ。私の倍はお金が必要になるのではないだろうか。ふふ。だから趣味と仕事が一緒だととてもお得なのだ!私はあまり収入が馬鹿みたいに多くない。それでも趣味と仕事が一緒だからお金に困ることはないのだ。
私も過去に4社の企業に勤めてきたが設備投資というのはなかなかエネルギッシュなんですよね実際の話。パソコンを入れ替えるとかソフトをアップデートするとか。投資するお金が無いから古いパソコンで、古いソフトを使って非効率的な作業をしている会社も少なくは無かった。でもそれは間違っていると思う。
企業が設備に投資した場合、当然設備投資に掛かったお金はどこからか回収しなくちゃいけない。当然それはクライアントから回収するわけですわな。そういう塵が積もって単価が上がる。質があがるわけではないのに。いや、仕方の無い話だけど仕事=趣味であれば設備投資とは言わない。自分の趣味のために買った機材の代金を客に請求することも無い。理に適ってるじゃないか。
極論だが本当にその仕事に従事したいという気持ちがあるなら、パソコンなりソフトなりは企業から支給されるもんではなく、自分で揃えたっていいと思う。実際私は会社にパソコンやソフトを持ち込んでいたしね。本当のプロフェッショナルってそういうもんじゃない?と私の中の変なプロフェッショナル理論があったりするわけです。
そう考えると費用対効果を究極に突き詰めていけば「その仕事が大好きで趣味なフリーランスの人」が一番安価で質の高いものを創れるという結論に達するわけです。ふふ。俺のことか。照れるな。前も書いた気がするが中性時代のギルドのような商業形態が今後台頭してくるだろうなと私は踏んでいる。ロイズ保険組合みたいなものかないまだと。
趣味でそれが実益を兼ねる。最高じゃないか。私は本当に恵まれているな。
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