和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

無職1周年のありがとう

11月1日を持ちまして和田憲幸は無職1周年を迎えました。

2009-11-01 19:58:11
入力時間 / 16:41

無職1周年のありがとう

離職してからはや1年の歳月が経ちました。とても短かったようで長かったような不思議な1年間。いままで30年生きた中でもこの1年間はちょっぴり特別な1年間になりました。過去、何度か無職を経験している私も1年間という長いスパンでの離職は今回がはじめて。当初は多少の不安もありましたが1年経ってみればやっぱり無職になってよかったと思っています。

無職になってからはじめたブログですが、このブログも現時点で413件のエントリ。1日平均1.13回ブログを書いていた計算です。この怠け者の私がよく続いたもんだなと自身に関心してしまいます。そしてブログの記事を書くのに費やした時間は77時間26分!365日のうちの丸々3日間とちょっとをブログに費やすという暴挙!とはいえ生活に掛かる時間の1%未満。在職中はブログを書くゆとりなんて無かったけど、無職になってようやく幾ばくのゆとりを手に入れられたのかなと。

振り返ってみるとやはりサラリーマンやってる時はゆとりが無かった気がする。だからいつも喧々してた気がする。最近、周囲の人間から「すごい丸くなった(体型含)」と言われ、私自身も日常業務という逃れられない呪縛から解放されたことを実感している次第です。

札幌には地下鉄がありまして、私は通勤時に地下鉄に乗るのが大嫌いでした。それは地下鉄に乗っているサラリーマン達がまるで処刑場に連れて行かれる羊に見えたから(特に月曜日)。生気も活気も無く、俯きながら会社に赴くその様相は本当に処刑場に連れて行かれる羊のよう。そして私もきっと傍から見ればそう映っていたのかもしれない(車通勤だったけど)。

サラリーマンを否定する気はないけど、私がサラリーマンに戻る事はきっともう無いだろう。この甘美な自由の世界を知ってしまったから。自由にこの世界に羽ばたけると理解したから。心にゆとりなくストレスを溜める生活に戻ることはもう無いだろう。私は自分のためだけに自分の力を行使したいから。私の信念に添って生きたいから。

サラリーマンの方が楽だと思う。それでもサラリーマンに戻る事は無い。
無職には自由があって。膨大な時間もあって。年収も増えたし。本当に会社を辞めてよかった。

いま人生30年目にして自分自身の足で地面に立っている実感がある。

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