お金という存在
お金は好きですが、お金が嫌いです。
2009-10-30 00:13:32
入力時間 / 18:04
20代前半の頃だったと思います。
「お金」として「お金」を視ることでは金を得る事はできないと感じました。
お金はお金ではなく、数値だという事に気が付きました。
お金はそれ自体が価値を持つものではないという事を知りました。
お金ってなんでしょうね。
人はお金のために生きているわけじゃないはずなのに。
でもお金から目をそらす事は容易にはできない。
振り回されている。翻弄されている。お金と言う目に見えない何かに。
でもやっぱりお金は必要ない。仕事はお金のためにする事じゃない。
お金は基準にすぎない。それ以上でもそれ以下でも。
成す事を成す。それでいいじゃないか。
欲求を抑圧する必要は無い。視方を、視る角度を変えるだけ。
それでもお金という目に見えない何かに干渉を受ける自分が好きではない。
この世界から通貨というものが消えたらいいのに。そういつも思っています。
お金が無いのは辛いことですが、お金を得るということもまた辛いことなのです。
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