和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

楽天とAmazonの違い

日本Web業界への鬱積した不満に火がついてしまいました…。

2009-10-27 14:09:59
入力時間 / 10:38

私は楽天が嫌いですよ。ええ。でも楽天利用することありますが…。でもキライです。その根性がね!言うなれば楽天は激安の殿堂ドン・キホーテみたいなもんですよね。接客応対ゼロ。お客さんが勝手に商品見つけて買えばというスタンス。接客業出身の私的にはちょっとその考えは好きではありません。

転じてAmazonはどうでしょう。閲覧者の嗜好性、行動パターンを分析して商品を提案してくれます。例えるなら優秀な接客応対スタッフのいる店舗と言ったところでしょうか。実に素晴らしいですね。閲覧者が予期しない商品や他の購買者の情報を加味して商品を推奨してくれます。

もちろん激安の殿堂が好きなひともいるでしょう。でも私は必ず将来的に後者が隆盛すると思います。なぜなら製品の数は日々肥大していて、すでに消費者が都度選定する事自体が困難な時代に突入しているためです。

例えば「それを知っていれば絶対に買う商品」があったとしても、それを見つけること自体が難しいという事ですね。だからこそ接客という業種が存在するわけです。お客様の要望・要件・嗜好性を満たす商品を提案する事ができ、商品知識を持ったスタッフのことです。Amazonはそれをオートメーションでやろうとしています。

転じて楽天は買いたい人が買えばいいというスタンス。間違っているとは言いませんが、私はそういった殿様商売が嫌いです。楽天のアドバイザー曰く「ページビューが増えるようあえてサイトをわかりづらくしてグルグル回らせる」作戦は決して美しいものでも品格を感じるものでも無い。twitterの記事でも書いたとおり店舗側のひいては閲覧者の時間を無駄に浪費させる愚行です。

ようは小売業・販売業としてのプライドが感じられないってことですかね。先行者利益でここまでデカかくなっても海外では間違いなく大成しないでしょうね楽天は。はやく滅べばいいのにと常々思っている次第です。

サイトを見てもらうという事は時間を使ってもらっているということ。もっと言えば時間を頂いているという事。そう考えれば自ずと見やすく・理解しやすく・探しやすいという趣旨にたどり着くはずなのになかなかどうしてわからないものですね。

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