焦るな
眠りにつくまでの束の間に内なる自分が語りかけてきます。
2009-10-21 13:35:53
入力時間 / 08:37
おまえはゆとりを得るために会社を辞めたのではないのか。
誰のためでも社会のためでも無く、自分のためだけに生きると決めたのではないのか。
おまえは会社をやめてゆとりを手に入れたのか。
背負うな。気負うな。焦るな。
焦燥はそれ自体が罪で決して有益な価値を生まない。
考えることをやめよう。手をとめよう。
何もしなくていい。
焦れば焦ること自体がおまえの時間を浪費していくことだろう。
だから焦るな。
ゆっくりと深呼吸をしよう。
おまえの命は幾ばくも無い。そう遠くない将来おまえは死ぬことだろう。
それであれば何を焦る必要があるか。
焦らずとも死は必ずやってくる。必ず。
それであれば今を焦って生きる理由などどこにもあろうはずがない。
だから今はその歩みを止めて一呼吸するのも悪い話ではない。
まずはおまえのその焦燥感を払拭するところからはじめればいい。
焦ったってよい結果など求められるものではないのだから。
何かをやりたいけどできないことはとても辛いことだ。
それならばやらないと割り切ってしまうのもいい。
そう。目をゆっくり閉じて大きく深呼吸するといい。
P.398