和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

trial and errorというプログラムの覚え方

トライアルアンドエラー。日本語で言うところの試行錯誤ですね。

2009-09-28 14:09:05
入力時間 / 18:04

今さら学ぶWebプログラミング

日本語の「試行錯誤」という言葉よりも英語の「trial and error」の方がなんかシックリくるのはプログラム書きだからですかね。私はtrial and errorっつーのが大好きで、プログラムの書き方もまさにそんな感じの書き方をします。

私が過去に作ったスクリプトやプログラムは優に1000を超えるでしょう。とにかくたくさん作りました。そりゃもうすごいたくさん作っています。先日のバッチ処理の話もそうですが、いろんなものを膨大な量、作りました。もちろん作った数の何倍も何十倍ものエラーを克服してね。

人間は日々、試行錯誤の連続。のはず。でもどこかでルーティンワークという無限ループにハマッてしまうとそこから抜け出す事は容易では無いでしょう。人間は知の探究者。探究心を失ってしまっては何がなにやらわかりませんからね。

ということで今回は私のプログラムの覚え方を書いてみようとおもいます。前置きが長いっ!

必要は発明の母

なんでもいいのです。まず作るネタを。自分が「こうなったらいいな」というものを想像します。できるできないは関係ありません。「必要なもの」をまず頭に思い描くのです。それが創作の第一歩。作れなくても、実現不可能でもいいの。

ソレを形にするために試行錯誤する

あとはそれを作ります。どうしてもできない部分は設計を変えて、とにかく形を作りましょう。不恰好でもいいんです。セオリーなんて後から付いてきます。できないことも数年後にはできるようになるんです。まずは作ること!作ろうと動く事が大切!「自分には作れないから」じゃなくて「今自分ができる範囲で作る」ことが肝要。現実から目を背けるのは今日で終わりにしましょう(自分に言い聞かせています)。

何かを作れば資産になるというオブジェクト指向

不恰好でも低機能でも何かを作る。何かを残すということが非常にプログラムでは大切で。結果、それはどうあれ必ず資産であり知識として自分に蓄積されます。あとはその引き出しの数を単純に増やせばいい。10個の引き出しより100個の引き出し。100個の引き出しより1000個の引き出し。そうすると確実に知識・情報・技術が自分の実になります。これもひとつのオブジェクト指向と言えるのでは無いでしょうか。

前述の通り、私には数千のプログラムソースがあります。何を書いたか憶えていなくても、何を作ったかは憶えているものです(大半は忘れていますが)。そうすると「あの時作ったアレとアレを組み合わせればコレができる」と言う様に、パズルのように簡単にプログラムを構成する事ができるようになるわけです。当然組み合わせるピースが多ければ多いほどより早く、そしてより多くの事ができるようになるわけです。

だからエラーを恐れずにとにかくたくさん作ること。それが私のプログラムの覚え方です。
ということで、数年前に作ろうとして一度挫折したシモネタで今さら憶えるプログラミングサイトに手を付けようと思っております。シモネタが好きで、プログラム(主にPerl、Javascript)を憶えたい人はブックマークに入れておいてね。

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