麻雀と人生について
麻雀は人生や経営ととてもよく似ている。麻雀狂の戯言ですけど。
2009-09-08 23:42:58
入力時間 / 19:43
私は麻雀が大好きでして。先日も雀荘に言って1万ちょっと負けてきました。まぁ麻雀はお金を得るための手段ではないので、別に負けても楽しいんですけどね。高校生の頃からやってますけど、やっぱり自分は麻雀弱いんだなと思います。それでも麻雀は楽しい。ロジカルに物事を捉える思考を育む上で私の中では人生の教科書とも言える存在です。
麻雀は人生に似ている
で、麻雀は人生によく似ていると思うわけです。完全に麻雀中毒者の戯言ですけど。それでも麻雀をやる人ならなんとなくわかっていただけるんじゃないでしょうか。経営などにもよく似ていてホントにすげぇよく出来たゲームだなと思います。ということでどの辺が似ているかというと・・・。
01.麻雀も人生も理不尽である
麻雀は技術・戦略もさることながら圧倒的な運に左右されるゲームです。時に「おいおいそりゃぁないぜ」と思うほど流れが悪かったり、「ウホッ」となるほどバカヅキする事もあるわけです。人生も同様に理不尽ですよね。生まれた瞬間にアドバンテージがあるんですから。決して平等ではないし。東1局で役満くらったりした暁には理不尽と言わざるを得ません。
02.麻雀も人生も”流れ”がある
それは半荘(ハンチャン)という短いスパンの中でみればハッキリとわかるものではありませんが、数局の半荘を重ねる事で、つまり中長期的に見ると明らかに流れが見えるようになります。ちょっぴりオカルトですが、何のことは無い確率論による”偏り”というヤツなんですよね。どんなに頑張っても憂き目にあうことは麻雀ではザラ。それって人生でも同じですよね。頑張っても駄目な時は駄目。そう。流れを、つまり人生の大局を掌握してないと駄目なんですよね。奥が深いわぁ。先日、雀荘に行った時は10回くらいリーチしましたけど1回も実りませんでしたね…。そう言う事もあるんですわな…。
03.麻雀も人生も”洞察”がすべて
経営にも同様の事が言えますが、すべては洞察に尽きます。麻雀では他家(他の人)に目を配り相手の手牌の進み具合、聴牌(テンパイ)気配を逐次洞察し、振り込まないように、また自分が上がりやすいように手牌を進めていく必要があります。これは会社経営でも人生でも同じ事で、ノホホンとしてたらアカンて事ですね。麻雀はマンウォッチゲームと似てるかもしれません。敵を知り、自分を知るという奥が深いゲームです。
04.麻雀も人生も奇跡はおきない
負けが込んでくると誰もが奇跡を願います。役満手を狙ってみたりします。でもそれは典型的負けパターン。麻雀で勝つ人は振り込まず、あがる。それが基本なんですよね。ようは簡単に一発逆転を夢見ていても駄目ってこと。人生や経営も同じですが夢見がちな人は多いですわな。もちろん稀にはあるでしょう。でも確率的にそこに頼っては駄目だと私は思います。より確実に、より堅実に攻める事が麻雀の鉄則ではないかなと。
てなことで、私は弱いですけど麻雀が大好き。麻雀をやってるとたまに神が降りてくる事があります。これはホント麻雀やらない人には絶対にわからないと思いますが、自身のテンションがある一定まで上がると自分がツモれるかどうかわかる瞬間があります。ツモる前にわかるんですよ!それが第六感的なものなのか、ただの幻想なのかわかりませんが、それでも確かにそういう瞬間があったりするから麻雀ってやめられないんですよね。
麻雀はロジカルな思考を育むという観点から見れば非常によくできています。ロジカルな思考は人生や経営にとって欠かす事のできない要素。だから私は麻雀が大好きです。弱いけど。麻雀をやったことがない人はぜひ麻雀をやっていただきたい。絶対にハマると断言してもいいですね。
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