バイクと死と
和田は高校生の頃からなんてかれこれ10年以上はバイクにまたがってます。
2009-07-15 09:02:32
入力時間 / 12:40
高校1年生の頃、自転車で峠を登っていたところ道行くライダーの皆さんがみんな親指を立ててサインを送ってくれた事がバイクに乗り始めたきっかけでした。バイク乗りのそういうところ好き!いいですよねバイクって。
と、言う事で昨日はモチベーションが低下していたためモエレ沼までひとっ走り。やっぱり緑はいい。心が癒されますね。
バイクってみなさんが思ってるほど安全な乗り物でも小回りがきく乗り物でもありません。はっきり言って急ブレーキ=事故です。バイクはひとつ間違えば即ち死なんですよね。そういう潔い部分も私がバイクを好きな理由のひとつでして。
死と隣り合わせと言えば大げさですが、本来死とはそういうものであって然るべき存在だと私は考えています。飽食の国に生まれ死を身近に感じる事の無い生活を送っていれば、自ずと怠惰で怠慢な生活になるのは必然。でも本来、絶対的な安全が確立された場所で生物は生活するものではないんじゃないかなと私は思うのです。
死ぬ事は運が悪いことなのか。否。生まれてきた事自体、運がよかっただけであって、死ぬ事はたとえどういう過程であったとしても運が悪いわけではない。運良く生まれてこなければその死すら与えられる事は無かったわけですから。
だからこそ死はもっと身近に置くべきだし、常に生活の中で死をある程度、念頭に置くべきではないかなと私は思います。バイクに乗ると気持ちいい爽快感とともに死をとても身近に感じる事ができるんです。危ないですからねバイクって。
生を受けた幸運を無駄にする事無く、この生を全うできればいいですね。
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