電子メール
ずっと前から思ってることだが電子メールって無くならないかなと。
2009-07-05 22:25:18
入力時間 / 24:33
メールって非常に邪魔臭いですよね。IT業界で働いている人であれば日に数十通~数百通のメールが届く事はそう珍しくは無いでしょう。しかもそれらにすべて回答を返すなんて正気の沙汰とは思えませんよね。ということで無職の私にも毎日毎日あきもせずに大量のメールが届くわけですが、当然それらには回答を返さなくてはならないわけですよね。電子メールコノヤロウ!!コノヤロウ!!!エイッ!エイッ!
それでもThunderbirdを使うようになってからはだいぶ楽になりました。迷惑メールに目を通す必要が無くなったのとQuickTextなどのプラグインは電子メールに返信をする際の手際をよりよくしてくれますから。それでもやはり来るメール来るメールに都度返信していては私の生活は成り立たないでしょうね。
電子メール効率化術
ということで、大量の電子メールをどうやってさばくかというお話です。まず基本的に電子メールを無視します。回答するのは定時のみ。なので、私にメールをくださる方の中には「回答遅いなこの野郎!」と思ってらっしゃる方も多い事でしょう。しかしながら、作業中やご飯中、ましてやオナニーの途中にメールの回答をするほど愚かな事はありません。私たち人間は限りなくシングルタスクに近い擬似マルチタスクです。言うなればMacOS9です。だからひとつの作業を中断してまでメールの回答をする必要は無いんです。
そう。例えるならひとつのプロセスとは道路です。道路には開始地点と終着地点があります。その中で電子メールとは信号機のようなものです。非常に邪魔臭いのです。作業中に電子メールに応答することはすべての信号機で一時停止する事を意味します。それでは燃費効率も悪く時間が多く取られてしまいますよね?だから私たちは高速道路を使用するわけです。電子メールへの応答は終着地点に着いた後でも遅くは無いのですから。
現代のローテク電子メール
現代人はこの新しい情報伝達手段である電子メールをただ漠然と使っています。相手にすぐ送れる手軽さ感も相まってこのインターネット網の中の莫大な帯域をただ無駄に浪費してると言わざるを得ません。そう。電子メールにはルールが無いんです。さらにはメールに対しての価値観もまばらで、統一された意識や価値観は存在しません。それは文明にとって大きな危険性を孕んでいると言えるでしょう。
要回答の場合は「要回答」、返信不要の場合は「返信不要」と書くだけでもメールは非常に合理的に機能する事でしょう。急ぎであれば「急ぎ」と、そのメール自体の役割や属性を明示できるメーラーがあったらお互いが無駄なやりとりをしなくて済むようになりますよね。それはルールで簡単に解決できるわけですけども、いまさら電子メールのルールを変えるなど到底できようはずもありません。しかしそれは必ずやらなくてはならない事です。
想像の域をでませんがGoogle I/OやGoogle Wave、またはFacebookらの進むべき道はそれらの障害を取り除く事にあります。そして近い将来、電子メールはその存在意義を失うでしょう。現代の煩雑な情報管理は決して美しい形態とは到底言えず、多くの問題を抱えている点に疑いの余地は無い。それらをfixするのがFriendFeedやDIGGのようなソーシャルメディアであり、それらの進化系であるGoogle I/OやFacebookなのではないかなと私は考えています。
ということで電子メールがなくならないかなと日々想いを募らせております。
追記
そういうWEBメーラを作ればいいんですね!そうですねわかりました。それに取り組む事にしますハァハァ
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