新WebPadのデザインを起こしてみた
ほとんどダウンロードされてませんがWebPadというCGIを公開してます。
2009-06-06 11:20:02
入力時間 / 09:54
WebPadとは何かっつーとオンライン上のメモ帳。それだけ。しかもバグを直さず放置しているという体たらく。でも実は結構お気に入りのCGIだったりする。ちょうどAjaxを勉強してるときに作ったやつで、保存の時だけAjaxというよくわからない構造になっていたりする。それを今のスキルで作ったらこんな風になりました。
やはり以前よりは格段にユーザビリティに対する鼻が利くようになったと自分でも関心しますね。現在のWebPadはselectタグをそのまま使っているのでかなりイマイチ感が否めないが、今の私ならliとlabelとradioを使うだろう。そのほうが自由度も高くなるし、何よりも見やすい。アクティブや非アクティブ時の表現が自由になるからだ。うん。素晴らしい。
そしてリストは右に持っていくだろう。なぜならスクロールバーがセパレータと被ってちょっと不恰好だからだ。スクロールバーはやはり右側にあるべきだ。
その他の部分は基本的には既存のものでも別にいいような気がする。なにせ既存のWebPadはモロにiTunesのインターフェースをパクッている。どう見てもiTunesだ。これはいかんともし難い。
そして既存のものはタイトル欄があるが、タイトル欄は省いて本文の1行目をタイトルとして自動認識させる事で、フォーカスを変更する手間が省けるだろう。さらにはリストのクリックでテキストエリアにフォーカスを当てればユーザビリティはもっと改善する。
インクリメンタルサーチも既存のものはJavascriptで無理やり行っているが、Ajaxで行えばもっと精度を上げられる。レスポンスはちょっぴり落ちるかもしれないけど。
あとやはり実装したい機能としてはキーボードショートカットだろう。とにかく極限までユーザビリティを追求したい。とは言ってもメモ帳の域をでないわけだが。今の私なら過去のWEBPADを大きく越えられる。それは私が成長したゆるぎない証だ。こんなに嬉しい事はない。
ともあれ改善点は目白押しだ。しかし初代WebPadは和田のスキル向上に大きく寄与した思い入れの強いプログラムだ。つたない知識で一生懸命組み上げた記憶がある。とにかく色んな技術を詰め込んだ記憶がある。それを今のスキルで行ったならば。想像するだけでワクワクする。WebPadを作ったのが2006年11月13日。2年半前くらい。その間にもWebのテクノロジは加速し続け、私もそれなりに技術が向上した。
やはり自分の作りたい物を作るというのは何にせよ楽しいものだ。
WebPadをご愛用いただいている数少ないユーザの皆様。
たぶん近いうちにバージョンアップするんでどうぞよろしく。
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