名古屋闇サイト殺人
本日3月18日に判決が出ましたね。二人死刑で一人が無期。恐ろしい事件です。
2009-03-18 15:04:23
入力時間 / 15:58
闇サイトで知り合った見ず知らずの3人がOLさんを拉致・殺害したおぞましい事件。いちWeb関係の人間として、Webがこのように悪用というか、怖い用途に使われるというのは恐ろしくもあり、腹立たしくもあります。
そもそも闇サイトてっ!!なんだ!そのアングラ感。和田の知ってるアングラサイトつったら「街の灯」くらいなもんです。今もあるか知らないけど。闇サイト・・・。なんでんなもん作ったんでしょうね・・・。
ともあれ、見ず知らずの人間とよくこんな恐ろしいことができるなぁ。というか人を殺すってどういう心境で殺すに至るのだろうか。「殺してぇ!」と思うことって人間、まず無いですよね?このケースだと保身のための殺人だから「殺したい」とは別なのかもしれない。保身のために殺す。う~ん。そういう状況に自ら足を踏み入れる心境がわからん。
犯罪者のブログ
そして今回、死刑判決を受けた神田司被告はなんとブログを書いているのだ(笑)
ここでもWebを使うとは・・・。時代が変わってきたのでしょうか。人を殺した人間がのうのうとブログを書いて遺族を罵倒しているのだ。すごい。なんかもうすごい。どういう環境で育つとこうなるのか。被害者はどれだけ命乞いをしたかわからない。その被害者を無慈悲にも保身のために殺害したにも係わらず、自らは生きたいと言うのだから。道理に適わないですよね。
殺害された被害者の方も、その遺族の方も、さぞ無念でならないでしょう。生きることを奪われるということはかなり壮絶なことですよね。ゲームや漫画の中では命がぞんざいに扱われている感はします。ただ、この手の事件は今も昔もずっとあり続けているのだから時代が悪いわけではない。たまにゲームや漫画が悪いという報道を耳にしますが、それは遠因かもしれないが、要因ではないと思う。
こういうある種、馬鹿な人間を歯止めするためには周囲の環境が大切ですよね。
「馬鹿なことやめろ」といえる人間が周囲にいれば闇サイト殺人も、秋葉原無差別殺人も起きなかったでしょう。
そう考えると「人間関係」というのは本当に大切なんだなと思います。
また、人間関係を形成することもただなんとなく形成するのではなく、意志をもって形成する必要があるんですね。
願わくば同様の犯罪が起こることの無い様、祈りましょう。
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