和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

Webデザインなんてオナニー

デザインなんてオナニーです。お偉いさんにはそれがわからんのです。

2009-02-19 14:28:25
入力時間 / 14:47

「デザイン」ときいてあなたは何を想像しますか。
なんとなくオシャレっつーか、色とかカタチとか想像するでしょ馬鹿なあなたたちならねっ!

デザイン=設計だから

日本語の「デザイン」という言葉はどうも一人歩きしているようで、意味を誤って捉えられている場合が多いんですが、デザインは設計の事です。つまりそういう形状だとか色彩に関するアレではないんです。ということをまず念頭に置きなさいっ!バカッ!

で、そう。それを踏まえてよく読んで頂きたい。日本人が言う「デザイン」はすべてオナニー。
いわゆる「デザインデザインする」というやつはオナニーと同じで、あってもなくても良いんです。

もちろん美しい、キレイ、にこしたことは無い。それは当然。できれば美麗なWebサイトのほうがいいですよね。
でもそれは本質からズレた場所にあるのですよね。

ホームページの本質とは内容

インターネットとは情報を共有すること。そしてホームページの本質はまさにその情報自体にある。つまりいくら美しくても情報の密度が希薄だったり、情報自体が読み取りづらかったら意味が無いのである。だからまず、しっかりとした目的意識と趣旨を明確にした上でホームページをデザイン(設計)することが肝要。

それに加えて、見た目が美しければなおのこと良しなわけで、言うなれば見てくれはオマケみたいなもんです。自動車だって外観はオマケでしょう。自動車の本質は走ることにあるわけですから。もちろんイメージを訴求するホームページであれば見てくれは美しいにこしたことはない。しかし、インターネット上で成功を収めるホームページが総じて見た目が美しいかと言うと決してそうではない。

インターネット上で成功を収めているホームページはすべからく密度と需要の高い情報を扱っている。
それがすべてであり、それが答えなのだ。

だから「いわゆるデザイン」が劣っていても「デザイン(設計)」がしっかりしていればまったく問題はない。だから安易にホームページ制作業者にホームページを依頼する必要など無いのだ。無いお金をはたいてまでね。しっかりと閲覧者の視点を見据えて設計し、情熱をもって情報を詰め込めば必ず良いホームページになる。

と、いうことをちょっと熱く語ってみました。

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