和田憲幸のブログ

子供だった日の記憶をどんどん忘れていって。
小さい頃は純粋で汚れなんか知らずに、人間関係も目の前の選択肢ももっと単純だった。

歳を重ねるごとに人間関係も選択肢もどんどん複雑になって。
自分の行動を、言動を、周囲の顔を伺いながら選択するようになったのはいつの日からか。

表に出したい感情を抑えて。本音を隠して。
愛想笑いも上手になった。

小さい頃に思い描いていた未来からどんどん距離が遠ざかる。
昔考えていた未来と現在は大きく離れていて。

本当はわかってる事を見ないようにして。
自分は大人になった、と必死に自分に言い聞かせる。

昔はうんこで笑えた。うんこだけで楽しかった。うんこが全てだった。
うんことおしっこだけで一日中、笑うことができた。

いつの日からだろう。人前でうんこと言えなくなったのは。

でもこれだけは大人になった今でもはっきりと言えます。
私は大好きです。うんこが。

と、30を前にした人間がうんこをテーマにしたポエムをクリスマスイブに書いてみるテスト。