和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

未来を悲観する若者へ

若者の自殺者数が増えていますよね。20~30代の死因No1は自殺だとか。未来を悲観して自殺なんて冗談にも程があるけどな。

2014-12-06 13:35:51
入力時間 / 10:33

あんまり若者が見ているブログではないので、こんなこと書くのもアレだけど。「未来が見えない」「希望がない」といった悲観的で閉塞的な考えで自殺するのは冗談にも程があるだろう。なぜなら、この世の誰にも未来は見えないし、希望とは誰もがもともと持ってるものではないためだ。ということを書きたかった。その悲観的な状況はあんただけじゃないんだよってね。

未来が見える人といったらノストラダムスくらいのもの。誰も未来を見ることができないし、誰もが希望を持っているわけではない。何よりも未来が見えなかったり希望がないからといって死ぬ道理には到底ならない。未来が見えなくても、希望が無くても、眼前の物事に対して真摯で懸命であれば道は自ずと開けるものだ。努力しない言い訳にも当然ならない。

私は並外れたバカなので、そういった悲観的な考え方に支配されることはあんまり無かった。バカだったから目の前の物事にいつもフォーカスできた。私が幸運だったのは私がバカであることなんだなと最近頓に感じる。目の前のことにフォーカスできるというのは何よりも幸せな事だから。

未来や希望を得る最良の手段は、目の前のタスクに全力で臨むことだ。それさえできればいい。そういう意味では「今」に集中すればいいだけ。誤解を恐れずに言うなら「先の事なんて考えなくていい」。何故なら「未来」を作るのは「今」だから。今の累積が未来になるのであって、今をないがしろにして未来にたどり着けるわけではない。

未来を考えて悲観するというプレイもたまにはいい。でも基本的に「今」に全力を尽くすのが時間を大切にすることであり、命を大切にすることだと私は思う。「より良い今」は必ず「より良い未来」に繋がっている。そして大抵の努力はほぼ必ず報われる。他人より努力すれば他人と同レベルにはなれるものだ。

マスメディアがアホなせいで未来を悲観する若者が増えているというのはとても悲しいことだ。こういう時代だからこそ、若者を先導する大人が希望や未来を若者に提示して然るべき時期だと私は思うのだが。私が言ったところで何の説得力もない事は十分承知しているが、それでもやっぱり未来を悲観してほしくはないな若者よ。

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