和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

努力は必ず報われるのか

努力って言葉、いいですよね。努める力と書いて努力。でも努力って言葉はフワ~っとしててよく意味がわからない。

2014-09-12 06:25:26
入力時間 / 13:16

「努力」と言うと、なんとなくコツコツと積み重ねるイメージがありますが私だけかな。勤勉なイメージというか、真面目というか。でも実際に辞書をひいてみると「ある目的のために力を尽くして励むこと」とあります。別にコツコツしてなくても、積み重ねて無くても良さそう。ようは「目的のために全力を尽くすこと」が努力なわけだ。

で、「努力は必ず報われるのか」について。王貞治さんの名言に以下のようなものがあります。

努力しても報われないことがあるだろうか。
例え結果に結びつかなくても、努力したという事が必ずや生きてくるのではないだろうか。
それでも報われないとしたら、それはまだ、努力とは言えないのではないだろうか。

深い言葉ですね。かなりざっくりと言い換えるなら「結果が出ない以上、それは努力というレベルじゃない」と言ったところでしょうか。ようは結果でるまで努力のレベルを上げろと。まさに正論。

で、ここで「努力」の意味について振り返りたいのですが、努力の意味は「ある目的のために力を尽くして励むこと」です。ここでキーとなるのは「目的のため」「力を尽くす」の2点ですね。必ずしも努力とは痛みや時間・労力を伴うものではないと私は思うんです。目的のために力を尽くせば、それは努力なんですから。

となると、人間は考える葦である以上、より効率的に目的を達成するための方法を考えようとするのが当然です。「効率的に」と言うことは「より少ない時間で」「より少ない労力で」「最短距離で」ということですよね。つまり私が言いたいのは努力するということは「頭をしっかり使う」って事だと思うんです。

どれだけ愚直に時間や労力を浪費しても、それが結果に結びつかない道程であれば意味が無い。それに「目的のために力を尽くす」ということは、如何に目的に達するかを真剣に考えるということだと私は思うんです。その思考を怠った時点でそれはもはや努力とは言えないのではないかなと。

世の中には一生懸命頑張って頑張って、多くの労力と時間をかけても結果が出せない人はいます。無論私もその一人ではありますが。でもそれはきっと頑張る前に本来費やすべきである思考を疎かにした結果なんじゃないかな~と思いました。

「努力」って懐が深いですよね。
コツコツと地道に重ねるのも努力だし、しっかり考えてパパッとやるのもまた努力なんですものね。
と、言うことで私も王貞治さんの仰るように「報われない努力」は存在しないと思います。

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