和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

腐った情報を喰うな

身体の健康を担うのは食。では心の健康を担うのはなんだろう。私はそれが情報だと思う。というか思った。

2014-08-21 19:03:56
入力時間 / 12:23

動物は何かを食べることで血肉とする。それと同じように人間は情報を喰って心や精神の健康を保っているのではないかなと。そう考えてみると食と情報は共通点が多いなと思った。

腐った食べ物を食べると身体を壊す。偏った食生活でも変調をきたす。食を情報に置き換えてみるとどうだろうか。腐った情報、つまり質が悪かったり程度が低かったり、鮮度の低い情報を喰らうことは決して精神や心に良い影響は及ぼさないだろう。偏った情報ばかりを喰っている場合も同じだ。

こうやって「食」「情報」を重ねてみると実に面白い。恐らくは「情報」にも「食」で言うところの栄養価だとか必須アミノ酸的なもの、栄養バランスのようなものがあるに違いない。きっと人間性を高める上で、その情報(栄養)の取捨選択は非常に重要な要素なんじゃないかなと私は思う。

ゴシップのようにジャンクフードのような中毒性のある健康によろしくない情報も昨今は少なくない。SNSには質・程度の低い情報が跋扈している。むしろマスメディアの発信する情報だって決して質の高いものばかりではない。「食の安全性」なんて言葉があるけれど、それよりもっと考えなきゃいけないのは「情報の安全性」じゃないか。

精神の健康を保とうとするのであれば、自分が喰らう情報はしっかりと見極める必要があるんじゃないだろうか。膨大な情報が氾濫する現代だからこそ、その情報を精査する必要があるんじゃないか。飽食時代なんて言われた時代もありましたが、今はまさに「情報の飽食時代」

健全な精神をつくるためにはまず情報から。と思うな。

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