和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

開発と政治とエンジニア

政治とプログラム開発はよく似ているなぁという話。

2010-07-01 00:37:44
入力時間 / 10:22

政治とは多くのその筋の専門家が集まってひとつのプロジェクト(国政)を開発することだと思います。すごく簡潔に言い表すならね。しかしこの国政というプロジェクト、たちが悪いことにリレー形式でプロジェクトマネージャー達がコロコロと変わります。しかもクライアントがあーだこーだと要件を引っ掻き回すから始末に終えない。

実際にそんなプロジェクトがあったら私は絶対に絶対に参加したくない。前任の責任を取らされたり、PM以外がプロジェクトに混乱をもたらすだなんて。まぁ開発の仕事ではそういう話もたまに聞きますよね。PMや要件定義がコロコロ変わるってのは。そういう意味でも政治と開発は意外と共通点が多いんじゃないかなと。

で、私思うんですけど政治家に最も向いてるのはプログラマとかSEなんじゃないかなと。政治というのはシステムですから、そのシステムをより能率的にリスク分散して構築するという意味ではプログラマやSEが向いてるんじゃないかなって思うんです。だって考えてもごらんなさい。いまの日本のこのシステムの非効率っぷりときたらないよ。日本中のSEやプログラマはみんな思ってるはず。

エンジニアがシステムを作れば住基ネットみたいなバカな事にはならないし、税金や年金、高速道路無料化のスキームだってもっとスッキリにシステム化できるよ絶対。なんであんなにグダグダなのか逆にその理由を聞きたいわっ!

必ずしもシステマチックであることが善では無いかもしれないが、それでも効率的なシステム化を図る事で浪費する税金を削減できるのであればシステム化して然るべきだと思う。公務員には公共工事なり街掃除なりやらせときゃいいんだ(暴言)。つか仕事は与えられるものではなく探すものって教えられたじゃん!公務員雇用の問題をどうこう国が考える前に、公務員自身が公務員として国民に、市民に対してできること探せっつーの!なんて土台無理な話ですけどね。

でも絶対にプログラマやSEは政治家に向いていると私は思う。

P.606