和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

かじる

実は私、柔道経験者なんですよ。えへ。

2010-02-04 10:33:23
入力時間 / 10:46

つっても3ヶ月程度で辞めたんですけどね。しっかりと受身を覚えて辞めました。
でも3ヶ月みっちり受身の練習をしただけあって受身は完璧です(笑

んでもって人間ってスゴいですよね。過去バイクで2度事故った時にしっかり受身とれたんですよ。身体に記録された反射は何年たってもしっかりと反応するんだなと関心した記憶があります。柔道をかじってなかったらバイクが縦に1回転した時、私は死んでいたかもしれない。そう考えるとたった3ヶ月で辞めてしまった柔道ですが、和田憲幸という人間の一部として脈々と息づいている事は間違いの無いことなんですよね。

これは私の両親の教育方針だったんですが「やりたい事はやれ」「やりたくない事はやるな」というすごくわかりやすいコンセプトで私を育ててくれました。と言っても完全な放任だったため、進学や就職、勉強などの事に親が干渉してくることは無かったんですけどね。今思うとそれはそれでスゴイ事なんだなと尊敬しちゃいます。

少年野球団や部活の柔道をはじめる時も辞める時も私の両親はそれを咎める事はありませんでした。やりたいならやればいいし、やりたくないなら無理にやる必要は無いと。この歳になるとその言葉の深さ、重みを痛感します。あぁなるほど。こうやって和田憲幸は形成されたんだなと。

ある日、父が話してくれた事。
「やりたい事はなんでもかじればいい。やってみて駄目だったらやめればいい。」

深い。深いよ父さん。ようは人生の引き出しを増やせって事を言いたかったんだと思います。
果たして私が子供を作ったとして、自分の子供にここまで「求めない」事ができるだろうか。
否。今の私であれば自身の子供に多くのことを求めてしまいそうだ。でも違うんですよね。

親には親の人生。子供には子供の人生。例え血がつながった肉親であろうとも人生に干渉は不要。
と、父が考えていたのかただメンドクサイだけだったのかは知る由もありませんが、父と母の私への接し方は間違っていなかったんだぞ!と私は証明したいと今では思ってます。

ものごっつ脱線しましたがやってみたけりゃなんでもかじってみればいい。嫌だったらやめればいい。
人生は思いのほかシンプルなもんですよね。

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