和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

iPhoneとユビキタス

マックスバリュに買い物にいったらカップブードルが売ってた。

2009-10-21 03:42:34
入力時間 / 12:17

マックスバリュで売ってたカップブードル

とびきり価格!カップブードル!日清の新製品かなと思ったらどうやら誤植らしいのでiPhoneでパチリ。便利な世の中になったものです。常時インターネットに接続できるデバイスを肌身離さず持ち歩く事ができる。これは間違いなく革新です。

私の周囲でもiPhoneがだいぶ増えてきました。というよりはほとんどの人がiPhoneですね私の周囲は。皆さん口を揃えてこう言うわけです。「iPhoneつかったら普通の携帯は使えない」と。私もそう思います。だってiPhoneは携帯電話じゃないから。

最初にiPhoneがこの世にお披露目されたWWDCでスティーブが言った言葉を覚えているでしょうか。「革新的インターネット端末」とスティーブは言いました。インターネットへの常時接続というチャンネルを確保するのにたまたま近道だったのが携帯電話だっただけであって、iPhoneは携帯電話ではありません。それはiPhoneを使っている人ならわかると思います。

もちろん今のiPhoneは数年後の最終形態への布石でありこれは完成形では到底ありえないわけですが、それでも今市販されているどの端末よりも優れているという点はゆるぎない真実だろう。

そもそも私は携帯電話というものがキライです。なんで通話するだけであんなに馬鹿みたいな金を払わなくてはならないのか。いくらなんでも金取りすぎでしょう通話料。ちょっとメールしたり電話するだけで年間12万以上掛かるなんてどう考えても馬鹿げてる。さらにそれを小中学生が使うなんてどう考えてもおかしい。ただ、コミュニケーションを取るためだけに年間で何十万もかかるなんて常識的に考えておかしいですよね。

でもiPhoneは違う。iPhoneは携帯電話ではないから。これはまさに言いえて妙だが革新的インターネット端末なのだ。スティーブうまいこと言ったなぁ。iPhoneはユビキタスの体現であり開祖と言ってもいい。それほどの衝撃を持っている。が、日本のユーザはやっぱりちょっと反応鈍かったですね。

iPhoneはAppleという立場を持ってしか創れなかっただろう。例えばNECや京セラが同じ思想を持っていたとしても日本のキャリアはそれを断じて許さなかっただろうな。それほど日本は封建的な国だ。いまだに普通の携帯電話を使っている人はぜひiPhoneを試して頂きたい。私の言っていることの意味がすぐご理解いただけると思うから。

ユビキタスの使者iPhone。いつでもどこでもインターネットに繋がるという感覚(その感覚を意識することすら無いわけだが)。新しい時代が今まさに幕を開けようとしている。目に見えない膨大な情報があたりかまわず行き交う世界。それは本当にすぐそばまで来ている。iPhoneがその扉を開けてくれた。

でもiPhoneが普及しすぎるとモバイルログが売れなくなるからちょっと困るなぁ。

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