和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

争いの無い平和な世界

なんてまず間違いなくこないと思ふ。

2009-10-19 21:40:13
入力時間 / 18:22

私も大人になりたまにふとした瞬間、世界がもっと平和になったら。と思うことがあります。でも世界はきっと平和にはならないと断言できる。「戦争」が無くなっても「争い」は決して消えることは無いし、消してしまう事は人類にとってマイナスだから。

プロ野球だってJリーグだってオリンピックだって、カタチは違えど戦争と同じです。もちろんビジネスの世界も同様に。人の命を奪う奪わないという違いはあれど、あれらも立派な争いだと思います。という意味で争いごとはきっと無くならないだろうなぁ。

人間は他人よりも1センチでも1ミリでも上に立ちたい生き物。それはきっと生まれながらに自己顕示欲を、そして向上心を持っているからでは無いだろうか。生きる事とはただ呼吸をしていることではなく生存競争ですよね。日本では何をしてても生きていけるけど、他の国では生きていくために大変な思いをする国だっていまだにあるわけで。

そんな日本が必死になれるはずもなく。日本はもうちょっとだけ生きることに、というよりは未来のために頑張らなきゃいけないんじゃないかな。日本人ほど教養と知性を持つ国家が一致団結して「GDPを上げる」という確固たる目標を持てばスゴいことになるだろうに。なんかそういう空気でも無いですよね。できればそういう形に経済を引っ張っていってくれる政治家が現れたらいいのになと思います。自国内でピーチクパーチク騒ぐより「日本」という国家で他国と競争したい!それはWBCだとかワールドカップだとかそういう事じゃなく。国民総出でGDPで闘いたい!日本という国家として!

争い・競争は進化の種。陸上選手がひとりで走っても速く走れないように、競う相手がいるから頑張れるのもまた事実。それは人間の感覚器が相対的にしか価値を得る事ができないから。必ず”何か”と比較して価値を得るのが人間だから。だから競争しなきゃいけないし、競争しなかったら人間じゃぁない。

だから争いは良いことだと思いまふ。性産業にしろ軍事産業にしろ、人間の進化はいつもこういった血なまぐさい場所にある。それはセックスだとか人間の生死に関する部分は、より動物として生命としての根源に近い部分だからだと思う。

のほほんと日本で私が寝ているときに、地球の裏側では自爆テロや紛争が今も続いていたりして。全然ピンときませんが、本当にそういう事があるわけで。情報として知る事はできても、現実として受け入れがたいことです。これだけ戦争のシミュレーションゲームの品質が高くなってるわけだから、戦争や紛争もゲームの中でシミュレーションで終らせる器量があれば馬鹿げた殺し合いなんて無いだろうに。

それでも人間は殺しあったりするんですねぇ。不思議なものです。あぁ日本に生まれて本当によかった。麻生だ鳩山だ亀井だと騒いでいても、こんなに平和な世界に導いてくれた政治家様には本当に感謝です。アメリカの言いなりだなんだと言われていても、どうですか。世界広しと言えどこんなにも平和な国がありますかってんだっ!

争いは宿命。その中で、血を流さない争いができる日本はホントにいい国だなぁ。

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