和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

なぜiPhoneを使わないのか

日本ではご存知の通りiPhoneは思いのほか普及していませんがそれはなぜか。

2009-06-26 21:32:42
入力時間 / 15:25

iPhone 3GS

ついにでましたねiPhone 3GS。もちろん私も購入しました。当然ですよね?だって買わない理由が見当たらないんだから。iPhoneの利用で掛かる費用は月額にして6000円~8000円程度。それはパケットをフルで使ったとしてもその程度なんだ。たった1万円弱でこんなにも素晴らしい体験ができるなら買わない理由なんてあるかい?

思い起こせば日本でiPhoneが発売されたのは1年前のこと。当時日本のメディアがiPhoneをどう評価したか憶えてるかい?「絵文字が使えない」だの「QRコードが読めない」だの「お財布ケータイじゃない」だのあまつさえ「テレビが見れない」なんてこき下ろされ方してたね。まったくもって滑稽だ。滑稽だよ。

少なくとも馬鹿が使うものではない

そう。iPhoneは少なくとも馬鹿が使ってよろこぶデバイスじゃぁない。だから馬鹿は買わないほうがいい。森久美子のようにiPhoneにイライラしたくないなら馬鹿はiPhoneを持つべきじゃない。そんなこと誰もがわかってることだ。だからテレビをどうしても携帯電話で見たくて絵文字を使いたい人は「ケータイ電話」でも使ってればいいんだ。

ケータイ電話では無い

そうなんだ。iPhoneはもはやケータイ電話じゃぁない。モバイルインターネットデバイスなんだ。その違いがわからない人はすくなくともiPhoneに手をだすべきではない。でも少しでもそれが理解できるならiPhoneはきみに最高の体験を与えてくれるだろう。すくなくともその価格以上の。

日本でiPhoneが受け入れられない大きな理由は機能のせいでも性能のせいでも、ましてや日本の携帯電話が優れているせいでもない。「ケータイ電話」という媒体でありデバイスに対する認識の違いだ。

iPhoneやPalm Preは完全に「携帯電話」のソレでは無い。そんなことはわかりきっている。しかし日本ではそれを「携帯電話」としてみる。だから馬鹿ばかしい難癖をつけて結局日本の稚拙で価値の無い携帯電話を買うんだろう。

iPhoneはただの「携帯電話」では無い。生活を豊かにしてくれる。仕事を効率化してくれる。そう。それはもはやツールなのだ。単なる移動体通信機器ではない。それはパソコンを持っている人間すべてに過分な恩恵を与えてくれるだろう。

iPhoneに興味があるけど購入に踏み切れない方はぜひ一度使ってみるといい。「ケータイ電話」に戻る事ができなくなる事を私は保証するだろう。一度、iPhoneを体験すれば必ずそれがわかるはずだから。

P.293