和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

Webデザインなんてオナニー

デザインなんてオナニーです。お偉いさんにはそれがわからんのです。

2009-02-19 14:28:25
入力時間 / 14:47

「デザイン」ときいてあなたは何を想像しますか。
なんとなくオシャレっつーか、色とかカタチとか想像するでしょ馬鹿なあなたたちならねっ!

デザイン=設計だから

日本語の「デザイン」という言葉はどうも一人歩きしているようで、意味を誤って捉えられている場合が多いんですが、デザインは設計の事です。つまりそういう形状だとか色彩に関するアレではないんです。ということをまず念頭に置きなさいっ!バカッ!

で、そう。それを踏まえてよく読んで頂きたい。日本人が言う「デザイン」はすべてオナニー。
いわゆる「デザインデザインする」というやつはオナニーと同じで、あってもなくても良いんです。

もちろん美しい、キレイ、にこしたことは無い。それは当然。できれば美麗なWebサイトのほうがいいですよね。
でもそれは本質からズレた場所にあるのですよね。

ホームページの本質とは内容

インターネットとは情報を共有すること。そしてホームページの本質はまさにその情報自体にある。つまりいくら美しくても情報の密度が希薄だったり、情報自体が読み取りづらかったら意味が無いのである。だからまず、しっかりとした目的意識と趣旨を明確にした上でホームページをデザイン(設計)することが肝要。

それに加えて、見た目が美しければなおのこと良しなわけで、言うなれば見てくれはオマケみたいなもんです。自動車だって外観はオマケでしょう。自動車の本質は走ることにあるわけですから。もちろんイメージを訴求するホームページであれば見てくれは美しいにこしたことはない。しかし、インターネット上で成功を収めるホームページが総じて見た目が美しいかと言うと決してそうではない。

インターネット上で成功を収めているホームページはすべからく密度と需要の高い情報を扱っている。
それがすべてであり、それが答えなのだ。

だから「いわゆるデザイン」が劣っていても「デザイン(設計)」がしっかりしていればまったく問題はない。だから安易にホームページ制作業者にホームページを依頼する必要など無いのだ。無いお金をはたいてまでね。しっかりと閲覧者の視点を見据えて設計し、情熱をもって情報を詰め込めば必ず良いホームページになる。

と、いうことをちょっと熱く語ってみました。

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Web3.0(笑)さん
Web3.0 時代になってますます見づらいHPばかりになってきた。

私は PHP, HTML5, CSS5 一通りわかるしWPのテーマも作れるのだが、
どうも「ハンバーガボタン」でピロンピローンと出てくるのが好きになれない。

それはよいとして、老眼の人のことも考えたサイトになってるか確認すらしてないサイトが多い。
デカイ指でも押せるようになってるのか。

この記事は 2009年の書き込みだが、今でもまったく戒めとして通用する。2023-07-11 06:21:22